インディーズミュージシャンがライブハウスを救うべく立ち上がった<またライブハウスでプロジェクト>始動
全国のライブハウス/ライブバーで活動をして生計を立てている“聞間拓”が中心となって、全国109のライブハウスを救うプロジェクト<またライブハウスでプロジェクト>が始動した。このプロジェクトには、代表の聞間と同様に、全国を演奏して周るインディーズミュージシャン総勢32名が参加している。
◆<またライブハウスでプロジェクト> 関連動画&画像
3月初旬に相次いだ中小規模ライブハウスでのクラスター感染により「ライブハウスは危ない」というイメージが根強くなってしまった。東京・大阪を中心に、全国にはキャバシティ50名以下の中小規模ライブハウスが数多くあるが、ほとんどのライブハウスは、自粛令が出る前から自主的に休業を決めており存続の危機だ。悲しいことに、「ライブハウスが潰れる」と聞くと「音楽を趣味でやっている人が困るだけ。趣味をやめればいい。」という人がいるが、そうではない。テレビに出ずとも、こういった小さなライブハウスで活動をして生計を立てているミュージシャンがいっばいいる。ライブハウスがなくなるということは、“プロ”として音楽で生計を立てているミュージシャンも失業の危機にあるということだ。また、日頃テレビで見ている人気アーティストの中には、こういったインディーズシーンから出てきた人も少なくない。最近の有名どころだと、NHK紅白歌合戦に出場した竹原ピストルもそうだ。政府の支援や社会の理解が追いつかないこの現状を、当事者であるミュージシャンが救おうとしている。
支援場所は7つのグループに分かれており、支援したいという場所があればそちらに投げ銭を入れられるように選べるシステムになっている。投げ銭の種類は500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円となっている。なお、投げ銭は各地方ごとに集計し、全額ライブハウス、ライブバーに均等に配分されるという。
▲(左から)タマキング、聞間拓
■聞間拓・タマキング コメント
また、当企画のテーマソングは、代表者の聞間拓とタマキングが作詞作曲を担当。各地にいるインディーズミュージシャンがそれぞれレコーディング・撮影をしたものを繋げている。こちらも合わせてご覧いただきたい。
■参加ミュージシャン一覧
◆<またライブハウスでプロジェクト> オフィシャルサイト
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