ジャガ・ジャジスト、最新作『Pyramid』日本盤CDのボーナストラック収録曲発表&ALリリースは7月24日に延期
1994年に結成され、現代音楽からプログレッシブロック、ジャズ、エレクトロニカまで様々なスタイルを取り入れながら活動をしているノルウェーが誇る異能音楽集団、ジャガ・ジャジスト。
フライング・ロータス主宰“Brainfeeder”からの初リリースとなる最新アルバム『Pyramid』の日本盤CDのボーナストラックとして「Miguel Atwood-Ferguson - Rose Heiress」が収録されることが決定した。また国内盤CD、輸入盤CD/LPリリースが7月24日(金)に、そしてデジタルのリリースが8月7日(金)に延期されることが決定した。アルバムからは現在「Spiral Era」が公開中だ。
バンドの核であり、すべての作曲を手がけるラーシュ・ホーントヴェット率いるジャガ・ジャジストは、本作『Pyramid』で、また新しいコズミックサウンドを手に入れた。電子音を駆使した80年代のジャズバンドや、ノルウェーにおけるシンセミュージックの第一人者ストーレ・ストールロッケンから、現代のテーム・インパラ、トッド・テリエ、ジョン・ホプキンスといったアーティストに敬意を表している。アルバムは4曲の長尺トラックで構成されており、丁寧に練られた楽章に沿って進行し、鮮やかな色彩の糸を紡ぎ出している。
ジャガ・ジャジストにとって初めてのセルフプロデュースアルバムとなる本作。彼らの制作工程は、これまでの環境から大きく変化した。多くのアイデアを自由に出すことができた一方で、どのアイデアを採用するかを、自分たち自身で決断することが必要だった。ドラマーのマーティン・ホーントヴェットは「大変だったけれど、自分たちで作業するのが自然だと感じた。メンバーのうち5人はプロデューサーだし、生業としてレコードを作っているわけだから」と語る。その結果、今までにないほどメンバーの団結力を感じられる作品が誕生した。
彼らは『Pyramid』をコンセプトアルバムとは形容しないが、各楽曲のタイトルをコンセプチュアルなスタート地点と位置付けており、聴き手は楽曲からどんな物語も描きだすことができる。「Tomita」は、日本人の作曲家でシンセ奏者の冨田勲に捧げられており、「The Shrine」は、フェラ・クティが活動拠点としたライブハウスに由来する。
ジャガ・ジャジスト待望の最新作は7月24日(金)に国内盤CD、輸入盤CD/LPでリリース、8月7日(金)にデジタルでリリースされる。国内盤CDにはボーナストラック「Miguel Atwood-Ferguson - Rose Heiress」が収録され、解説が封入される。また、輸入盤LPはクリスタルクリアバイナル仕様となっている。
『Pyramid』
BRAINFEEDER/BEAT RECORDS BRC-636 ¥2,200+税
国内盤特典: ボーナストラック追加収録/解説書封入
◆BEATINK オフィシャルサイト