ギャリエン・クルーガーから、超小型軽量なベースアンプ・ヘッドベース・コンボ・アンプ発売

ギャリエン・クルーガーから、超小型軽量なハイブリッド・ベースアンプ・ヘッド「Fusion S」シリーズ3モデル、Legacyシリーズの400W出力ベース・コンボ・アンプ「Legacy 115」が登場した。

■コンパクトなハイブリッド・ベースアンプ・ヘッド「Fusion S」シリーズ


2010年の発表以来、超小型軽量なハイブリッド・ベースアンプ・ヘッドの代表モデルとして君臨してきた「MB Fusion」シリーズがさらなる進化を遂げ、「Fusion S」シリーズとして誕生。現代のミュージシャンの求めるサウンドと機能性を持たせ、出力の異なる「Fusion 500S」「Fusion 800S」「Fusion 1200S」、3モデルのラインナップでリリースされた。

MB Fusionで培った技術とサウンドとコンセプトを受け継ぎ、プリ部には12AX7真空管を3本搭載、パワー部にクラスDの技術を採用することで、非常にパワフルでありながら軽量かつコンパクト・デザインを実現した。フロント・パネルは幅約30cm×高さ約6cmの小ささながら、プッシュ式のスイッチ機能を持たせたイルミネーテッド・コントロール・ノブを採用することで操作もわかりやすく、多彩な機能とサウンド・ヴァリエーションを実現している。


リアパネルの入出力端子も充実。さらに付属の1ボタン・フットスイッチを使用すれば、足元で瞬時にクリーンとドライブのサウンドを切り替え可能だ。回路基板の接続には、Legacyシリーズにも採用された金メッキされたコネクターを使用することにより、高品質なサウンドと高い信頼性を実現。2つのクーリング・ファンによる放熱システムの装備や過度の熱や回路のショート、過負荷が生じた時に動作する保護回路と不具合を示すインジケーターも搭載している安心設計も見逃せない。

3モデルすべて共通のフロントパネル・デザインとコンパクト・サイズに加え、重量3kg未満というウルトラ・ライトウェイトの実現により運搬が容易なのも大きな特徴。出力の異なる3モデルのラインナップで、小規模なスペースから大規模なステージまでニーズに合わせたモデル選択が可能だ。

■「Legacy 115」ベース・コンボ・アンプ


ギャリエン・クルーガーの名機「800RB」のウォームでパンチのあるサウンドとコンセプトを受け継ぎ、パワー部にクラスDの技術を採用し、軽量かつコンパクトなデザインを特徴としたLegacyシリーズから、400W出力のベース・コンボ・アンプ「Legacy 115」が登場。Legacyシリーズのヘッド性能にNEOシリーズのキャビネットの技術を組み合わせた軽量モデルだ。

アメリカ・カリフォルニアにあるGKの自社工場で製造している15インチ・ベース・ドライバー1基に加え、ハイ・フリケンシー・ホーンを搭載。また、バスレフ構造の採用により深みのある低音再生能力を備えている。ベース・ドライバーは、軽量で強力な磁力を特徴としたネオジム・マグネットを採用し、15インチと言う大きな口径とは思えないほど優れたレスポンスを備えている。


また、エクステンション・スピーカーアウト、DIアウト、エフェクト・センド/リターン、フォーン、AUXなどリア・パネルの入出力端子も充実。さらに付属の1ボタン・フットスイッチを使用することで、足元で瞬時にクリーン/ドライヴのサウンドを切り替えられる。回路基板の接続には金メッキされたコネクターを使用することにより、高品質なサウンドと高い信頼性を実現。過度の熱や回路のショートや過負荷が生じたときに動作する保護回路と不具合を示すインジケーターも備えた安心設計も魅力。高いスペック、プロフェッショナル向けのトーン、そして優れたポータビリティを組み合わせたコンボ・モデルだ。