【インタビュー】“大型”新人・春夏秋冬がメジャーデビュー「このメンバーは間違いない」
■このメンバーは間違いない
──そしてカップリングに「春夏秋冬のテーマ」という曲が入ってまして、これがめちゃくちゃ面白い。これを聴けば4人のキャラが丸わかりになるという、便利な1曲になってます。
TAKUYA:まだ僕たちのことを知らない人もたくさんいるので、自己紹介ソングです。この曲を聴いてくれたら、一人一人のパートがあるので、わかっていただけると思います。
──SHOJIさんのパートの歌詞によると、ずっと野球をやっていて、クリームブリュレが好き。
SHOJI:好きです。でも、食べてるのを見たことないって言われるんですよ。確かに、1年ぐらい食べてないかもしれない。なかなかないんですよ、クリームブリュレって。
KEIGO:それで好きって言えるのか(笑)。
──これから取材に来るみなさん、手土産はクリームブリュレで。ちなみに、野球とクリームブリュレのほかに、何か付け足すとすると。
SHOJI:何ですかね。あ、天然ってすごく言われます。自分では全然わからないですけど。
▲SHOJI
TAKUYA:天然です。ライブ中は僕とMASSEさんがメインでMCするんですけど、内容を教えないんですよ。本番でいきなり言って、返ってくる答えにすごい爆発力があるので。打ち合わせで先に言っちゃうと、考えちゃうんですよね。優しい男だから、みんなを楽しませようと思ってボケてくれるんですけど、めっちゃつまんない(笑)。考えるとつまんなくて、突然振ったほうが面白いんです。
──TAKUYAさんは、群馬出身で、林業をやっていたということと、“案外マッチョ”というフレーズがありますけれども。
TAKUYA:ジムで鍛えるのが好きで、一時期は毎日行ってベンチプレスをやってたんですよ。この曲は4人のキャラクターを立ててもらった歌詞になっていて、SHOJIくんは“天然素材”、僕が“愛の伝道師”、KEIGOさんが“癒し系九州男児”、MASSEさんが“頼れるお父さん”。ライブでは一人一人セリフがあるので、そこも楽しんでもらえれば。
──KEIGOさんは“大分出身”で“温泉好き”ですか。
KEIGO:そうです。あとは美容とかお酒とか、好きなことを入れてます。その“温泉好き”という歌詞は、最初は“和食好き”だったんですよ。でもレコーディング当日に、“和食好き”だと弱いなと思って、“温泉好き”に変えられませんか?って聞いてみたら、その場で作詞家さんに連絡を取ってくれて、OKが出たので、「やった!」と思いました。大分出身で温泉が大好きなので、地元で勝手にPR大使みたいなことをやってるんですよ。SNSを使って。だからうれしかったです。
SHOJI:彼は資格をたくさん持ってるんです。日本酒マイスターみたいな。
KEIGO:まだ最後まで行ってないんですけど、ソムリエ協会の資格を取ろうとしてます。筆記は受かったんですけどテイスティングが難しくて、来年合格しないとバッジはもらえない。あとは、ハーブティーソムリエや、ハーブアドバイザーの資格も取りました。美容や健康が昔から好きなので。
──そしてMASSEさんは“料理好き”の“熱い漢”。
MASSE:僕だけ、情報が薄いんですよ(笑)。“広島出身”も出てこないし、因島で育ってることも出てこない。でも料理は好きで、ヒマがあるとよくしてます。あと、スキューバの免許を持っていて、乗馬もします。
KEIGO:それで“時々お父さんみたい”。
TAKUYA:すごくしっかりしているので、僕が一番相談してます。二人で始めた頃は、SHOJIくんが優しくて頼れる男という感じだったんですけど、MASSEさんがそこのポジションに入ったら急に天然になった(笑)。でもそっちのほうがよかったなと。
SHOJI:最初は、合わせなきゃと思ったので。だんだん自分を出してきて、今はもう好き勝手やらせてもらってます。処理してくれる人がいっぱいいるので。
MASSE:それは、俺らから言ったよね。「自由にやってくれ、ステージ上でも」って。絶対こっちで、面白く終わらせるからって。
TAKUYA:MASSEさんは、初めて会った時からツッコミがキレキレだったんですよ。「はじめまして。こういう活動してます」ってフライヤーを渡された時に、「これって紙飛行機にしたら飛びますか」って、ボケてみたんですよ。そしたら「ギネス記録を作る人は一回は通る」って言ったんですよ。そのあと「こんな曲歌ってます」ってCDを渡されて、「ありがとうございます。じゃあここに入れときますね」って、目の前のごみ箱に入れようとしたら、「ちゃんと仕分けせーよ」って言ったんですよ。
MASSE:プラスチックごみですからね。分けなあかん。
▲MASSE
TAKUYA:僕はその時に、「この人確定!」と思いました(笑)。この人がいたら、MCは絶対大丈夫だと。
MASSE:僕はちょっと意味がわからなかったんですけど(笑)。僕はただTAKUYAのライブを見に来ただけだと思ってたんですが、もうオーディションをする気だったみたいで。
TAKUYA:そうそう。
MASSE:僕はずっと、この人いかれてるなと思ってました(笑)。
──最高の4人が揃いました。運命ですね。
TAKUYA:本当にありがたいです。
──さあ、この4人で、どんな夢を叶えましょうか。
TAKUYA:いろんな夢があるんですけど、僕個人としては、会場で言うなら『紅白歌合戦』に出場するようなアーティストになれたらいいなと思ってます。それと僕らの世代の30代は、何かを始めようと思っても、「もうこのトシだし」って、あきらめることも多い年齢になってくると思うんですけど、「いや、まだ大丈夫だよ」と。特にその世代の人の背中を押せるようなチームでいたいなと思ってます。俺らはこの年齢でもメジャーデビューできたし、ここからスタートを切るから、一緒にスタートを切ろうよと言えるチームでいたいなと思いますね。
KEIGO:僕も何度も挫折しましたし、そろそろ違う道も考えなきゃいけないのかな?と思っていて。でもどこかであきらめたくない、音楽の仕事に携わっていたいという気持ちが、残り火のように燃えていたので、メンバーになれてメジャーデビューが決まった時に、自分の中で人が変わったようにスイッチが入りました。
TAKUYA:同じ思いを経験してるメンバーだから、共感できるんですよね。みんな熱いものを持っていて、みんな叶えたい夢を持ってる。このメンバーは間違いないなと思ってます。
取材・文◎宮本英夫
メジャーデビューシングル「スタートライン〜春空〜」
▲TYPE B
2020年3月25日(水)発売
■TYPE A
MUCD-5366 ¥1,500(tax in)
1.スタートライン〜春空〜
2.春夏秋冬のテーマ
3.明日、春が来たら
4.スタートライン〜春空〜(カラオケ)
5.春夏秋冬のテーマ(カラオケ)
■TYPE B
MUCD-5367 ¥1,500(tax in)
1.スタートライン〜春空〜
2.春夏秋冬のテーマ
3.春夏秋冬物語 始まりはここから 春 〜TAKUYAの物語〜(オリジナルストーリー)
4.スタートライン〜春空〜(カラオケ)
5.春夏秋冬のテーマ(カラオケ)
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