マッドネス、英ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムに銘石。モッズに先導され登場

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昨年、英国ロンドン、カムデン・タウンにできた<ミュージック・ウォーク・オブ・フェイム>に、3月2日、マッドネスの名が刻まれた。

◆マッドネス動画、画像

沿道に多くのファンが集まる中、マッドネスのメンバーは、モッズに先導され、特別仕様のツートーンのロンドン・タクシーで除幕式に乗り付けた。

マッドネスの銘石は、カムデン・ハイ・ストリートにある老舗のライブ会場Electric Ballroomの近くに設置された。彼らは昨年11月、デビュー40周年を記念し、ここで特別公演を開いていた。

除幕式にはラッパーのディジー・ラスカル、レゲエDJのDavid Rodigan、ザ・スペシャルズのLynval Golding、俳優のニック・モラン、ロンドン市長らがお祝いにかけつけ、Rodiganは「今日はとても重要な日だ。彼らはジャマイカでリスペクトされている。僕らがスカ、レゲエとして親しんできた音楽を世界中に広めたのがマッドネスだからだ。彼らがいなければ、こういった形で世界にこの魅力は伝わらなかったかもしれない。マッドネス、今日は僕らみんなにとって歴史的な日であり、音楽における君らの功績に敬意を表す」と、ディジー・ラスカルは「マッドネスは国宝だ」と称えた。

リード・シンガーのサッグスは、銘石が除幕されると、「僕ら、単独でカムデン・ダウンをクソみたいな場所から世界で有数な観光地に変えたぜ」とジョークを飛ばした。







<ミュージック・ウォーク・オブ・フェイム>は昨年秋に誕生し、第1弾としてザ・フーの名が刻まれた。マッドネスは2アーティスト目となる。今週、エイミー・ワインハウス(3月4日)、ソウルIIソウル(6日)の銘石が埋め込まれる。

Ako Suzuki

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