ボーカルデュオall at once、亀田誠治プロデュース楽曲でメジャーデビュー

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ITSUKIとNARITOによるボーカルデュオall at onceが4月29日、シングル「12cm」でメジャーデビューを果たすことが発表となった。all at onceは昨年開催された倉木麻衣ライブのオープニングアクトとコーラスに参加するなど、デビュー前から数々の大舞台を経験していることでも知られている。

◆「12cm」トレーラー 動画

北海道出身のITSUKIと、宮崎県出身のNARITO。それぞれが遠く離れた東京で出会い、ピュアで無垢な“声”を武器に2人のハーモニーが聴くものの心を潤す。表題曲「12cm」は彼らの歌声が最も映える6分越えの壮大なバラードだ。同曲は“キスをするのに最適な身長差が「12cm」である”という男女の身長差をキーワードに紡ぎ出す純愛ラブストーリーに仕上がっているとのこと。

アレンジおよびプロデュースを手掛けたのは亀田誠治だ。曰く、「2人の歌声を初めて聴いた時に、最近聴いたことがないくらいの王道感があるなと」感じたそうだ。また、「ただ、古き良き王道のポップスをなぞっているだけではダメで、最新の技術や最先端の録音技術が必要なため、ミュージシャンやエンジニアも含めて、僕が信頼している最強のチームで挑ませていただいています」というだけに、そのサウンドにも期待が高まるところ。

同シングルカップリング曲「Take mo’ Chance」は、TOKYO MXほかで放送中のTVアニメ『ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。』オープニング主題歌。さらにデジタル盤(配信およびサブスクリプション)限定にはこれら2曲に加え、「雨上がり架かる虹」を収録。同曲はシンガーソングライターとしてだけでなく、楽曲提供やサウンドプロデュースなど各方面で活躍するTHE CHARM PARKが作曲と編曲を手掛けた。

なお、楽曲「12cm」のティザー映像が公開されているのでチェックを。以下に、亀田誠治プロデューサーのコメントをお届けしたい。

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「二人の歌声を初めて聴いた時に、最近聴いたことがないくらいの王道感があるなと。「歌を聴かせる音楽」の本質を久しぶりに聴くことができ、鳥肌が立ちました。二人の歌声・音楽はたくさんの人の心の中にある原風景のようで、純粋に「これみんな好きなんじゃないの?」と思いました。何よりも自分が素直に好きだな、ぜひこのアーティストをプロデュースしてみたいなと思いました。

彼らの歌声の良さは、ピュア、無垢、少年性、不器用だけど愚直なまでに真っ直ぐで、一つ一つの言葉や歌詞の風景が心に刺さってくることです。「12cm」は、デビュー曲にして6分越えの壮大なバラードで思い切った楽曲だなと思いましたが、聴いている人の心の中で情景が見えたり、それぞれの人生のストーリーに変換し共感できるような、全方位に届く王道感というものを僕の中で大事にしました。ただ、古き良き王道のポップスをなぞっているだけではダメで、最新の技術や最先端の録音技術が必要なため、ミュージシャンやエンジニアも含めて、僕が信頼している最強のチームで挑ませていただいています」

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■デビューシングル「12cm」

2020年4月29日発売
【パッケージ盤(CD+DVD)】
▼CD
1. 12cm
作詞:矢作綾加 / all at once 作曲:all at once 編曲:亀田誠治
2. Take mo’ Chance
作詞・作曲・編曲:Ra-U
※アニメ「ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。」OP主題歌
▼DVD
「12cm」Music video+メイキング映像
※その他特別映像収録予定

【デジタル盤 ※配信・サブスクリプション】
1. 12cm
作詞:矢作綾加/ all at once 作曲:all at once 編曲:亀田誠治
2. Take mo’ Chance
作詞・作曲・編曲:Ra-U
※アニメ「ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。」OP主題歌
3. 雨上がり架かる虹
作詞:Mizuho Nagaoka 作曲・編曲:THE CHARM PARK

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