「攻殻機動隊」最新作ED曲は、音楽制作集団Miliが担当

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2020年4月にNETFLIXにて全世界独占配信がスタートする「攻殻機動隊」シリーズ最新作「攻殻機動隊SAC_2045」のエンディングテーマを、Mili(ミリー)が担当することが発表された。

◆「攻殻機動隊SAC_2045」ED曲サイズ「sustain++;(ending ver.)」

音楽制作集団Miliは、音楽ゲームアプリ「Deemo」への楽曲提供をはじめとして、アニメ「ゴブリンスレイヤー」「メルクストーリア」のOP・ED・劇中BGMを手がけるなど、ゲーム・CM・TVアニメーションといった様々なメディアに楽曲や歌詞を提供しており、海外公演も精力的に行っている。

今回のエンディングテーマ「sustain++;」(サステイン・プラス・プラス)は、世界中で話題になっている環境の「sustainability(持続可能性)」と作品の設定を元に、「では持続可能な人間関係はどういう形なのか?」という質問から考え出された歌詞が綴られている。今回の情報解禁と合わせて、MiliのYouTubeチャンネルでは「攻殻機動隊SAC_2045」のエンディングテーマサイズである「sustain++;(ending ver.)」が公開。歌う内容は英語だが、動画内ではメンバーのCassie Wei自らが組み上げたプログラミング言語javaで歌詞を表現している。またミュージックビデオは、本作のキャラクターデザインを担当するイリヤ・クブシノブが描いた草薙素子のイラスト上にプログラミング言語javaが流れており、攻殻機動隊の世界観と絶妙にリンクしている。




またMiliのメンバーCassieからのコメントも届いている。

  ◆  ◆  ◆

■Cassieからのコメント:
今まで音楽が高く評価されている名作「攻殻機動隊」新作シリーズのエンディングを担当させて頂けることになってとても誇らしく思います!ネタバレしないようストーリーには触れません(笑)。Sustainability(持続可能性)という単語は最近では環境に対しても使う言葉なんですが、個人的には恋愛などの人間関係にも該当すると思います。
相手が木でも人でも機械でも、関係を作るにはコミュニケーションが必要。自分の主張はちゃんと伝える。
相手の主張はちゃんと聞く。
…って思っていたけど、「じゃあコミュニケーションをとろうぜ」と強制するのはコミュニケーションとして成り立たないよね。これって何?コミュニケーションのパラドックス?って深く考えました。
最終的に、持続可能な人間関係にはルールがないという結論に辿り着きました。とてもanticlimacticです(笑)。
この一連の想いを歌詞に書き、一番好きなjavaで表現して曲にしました。
ショートバージョンに含まれたメッセージだけだと曖昧ですが、今後フルバージョンを聴いて頂けたら全貌が見えるようになります。なので、フルバージョンも楽しみにしてくださいね。

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■Mili(ミリー)PROFILE

クラシカルなサウンドを土台に、幅広い作曲を手掛けるコンポーザーYamato Kasai (Gt)、トリリンガル(3ヶ国語)で作詞も担当するカナダ人ボーカリストCassie Wei (Vo)、高度なテクニックでMiliの音楽を支えるプレイヤーYukihito Mitomo (Ba)、Shoto Yoshida (Dr)、Miliの世界観を視覚的に表現するクリエイターAo Fujimori (Illustrator, Animator)の5名からなる音楽制作集団。

全世界で大ヒットしている音楽ゲームアプリ「Deemo」に多数の楽曲を提供し、人気のアーティストとしてその認知度を広め、YouTube のチャンネル登録数(ファン数)はインディーズシーンでは異例の31万人を超える。リリースしたCDは全三作ともオリコンインディーズチャート1位を記録、ライブでは2017年2018年の二年連続で<SUMMER SONIC>に出演、中国・台湾・シンガポール等の海外公演、2018年10月には、大ヒットアニメ「ゴブリンスレイヤー」「メルクストーリア」のOP・ED・劇中BGMを手がけるなど活躍の場をさらに広げていている。
http://projectmili.com/

■「攻殻機動隊SAC_2045」

NETFLIXにて、2020年4月全世界独占配信 ※中国本土を除く

<エンディングテーマ>
タイトル:「sustain++;」
アーティスト名:Mili
作詞:Cassie Wei 作曲:Yamato Kasai, Cassie Wei
編曲:Yamato Kasai, Yukihito Mitomo, Shoto Yoshida

<STAFF>
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
監督:神山健治 × 荒牧伸志
キャラクターデザイン:イリヤ・クブシノブ
音楽:戸田信子 × 陣内一真
オープニングテーマ:millennium parade×ghost in the shell: SAC_2045「Fly with me」
エンディングテーマ:Mili「sustain++;」
音楽制作:フライングドッグ
制作:Production I.G × SOLA DIGITAL ARTS
製作:攻殻機動隊2045製作委員会

メインキャスト:草薙素子:田中敦子/荒巻大輔:阪 脩/バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一/イシカワ:仲野 裕サイトー:大川 透/パズ:小野塚貴志/ボーマ:山口太郎/タチコマ:玉川砂記子

<INTRODUCTION>
シリーズ史上初のフル3DCGアニメーション
神山健治(『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ) × 荒牧伸志(『APPLESEED』シリーズ)による新たな攻殻機動隊、始動──

情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、攻殻機動隊。1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)、神山健治監督による『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ(2002年~)、黄瀬和哉総監督による『攻殻機動隊ARISE』シリーズ(2013年~)、ハリウッド実写映画化されたルパート・サンダース監督による『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017年)等、これまで様々な作品群が展開され、その先鋭的且つ圧倒的な世界観とビジュアル表現により、全世界のクリエイターに影響を与えてきた近未来SFの金字塔。そして、2020年。その最新作となるアニメーションシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』が、新たな未来像を提示する。『ULTRAMAN』(2019年)に続き、『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズを手掛けた神山健治と、『APPLESEED』シリーズを手掛けた荒牧伸志によるダブル監督により構築されるのは、「攻殻」史上初となるフル3DCGアニメーション。アクターの演技をキャラクターに反映させるモーションキャプチャー技術を導入した演出と、3DCGによるフォトリアルなビジュアルにより、未だかつてないサイバーパンクアクションと、草薙素子たちの全く新しい物語が描かれる。制作はProduction I.G × SOLA DIGITAL ARTS。NETFLIXにて、2020年4月全世界独占配信開始――

最新予告編URL: https://www.youtube.com/watch?v=O6pA7Dw_iCw

『攻殻機動隊SAC_2045』公式サイト&公式SNS
公式サイトhttps://www.ghostintheshell-sac2045.jp
公式Twitterアカウント https://www.com/gitssac2045(@gitssac2045)
公式Facebookアカウント https://www.facebook.com/gitssac2045
公式Instagramアカウント https://www.instagram.com/gitssac2045_official/
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

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