HY、20周年記念ツアー完走「これからも、ずっとHYとして歩んでいきます」

HYが2月9日（日）、2019年10月から行ってきた結成20周年ツアー＜HY 20th Anniversary RAINBOW TOUR 2019-2020＞全26公演のファイナル公演を沖縄・沖縄コンベンションセンター 展示棟で開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

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2000年に結成し、今年9月22日に20周年を迎えるHY。沖縄でのワンマン公演は、昨年3月同会場で行われた公演以来、約1年ぶり。今回も、チケットは発売と同時にソールドアウトする盛況ぶり。


SEが流れたあと、20周年企画第1弾としてリリースしたアルバム『RAINBOW』からポップチューン「大好きだもの」でライブがスタート！　1曲目からパワー全開のステージに客席も大騒ぎ！　そして、「エール」「トゥータン」と新旧織り交ぜたライブでお馴染みのナンバーが続いた後、新里英之（Vo,G）が「みんな元気だった？　沖縄会いたかった！　HYは今年20周年を迎えることができました。ついにファイナル！　今日は皆さん心の距離を縮めて行きましょう！　ハイサイ！」とMCすると、客席からは待ちわびたファンから「ハイサイ！」の大歓声！

さらに名嘉俊（Dr）は「今日ここに来られなかった仲間の分まで、楽しんで行ってね!!」、仲宗根泉（Key,Vo）は会場からの声援に応えながら「HYのライブ、解らない曲があっても、隣の人のマネをして一緒に楽しめばいいから！　思いっきり楽しんでね！」、許田信介（B）も「最後まで盛り上がって行きましょう！」と挨拶すると、客席からはさらなる大歓声！





その勢いのまま、三線の音色が印象的な「あなたへ」では、故郷を離れ夢を追う人への想いを歌い、仲宗根泉が最新のバラード「いつか」でソウルフルな歌声を響かせたところで、HYライブのお馴染み「イーズー コーナー」へ！

脚本＆演出・仲宗根泉によるこのコーナ―は、メンバー4人によるコント、いや新感覚ミュージカルともいうべき爆笑＆感動のシーンが展開されていく。その中でHYバラードの代表格「366日」を歌い、子供と一緒に踊れる「Oh! AIWO」では、地元沖縄のキッズダンサーが登場。その姿に会場からは温かい拍手が溢れた。

そして、再びHYのステージに戻ったところで「SESSION」「モノクロ」とライブナンバーが続き、沖縄への愛を歌った「Island」、そしてHYライブを象徴するアッパーチューン「隆福丸」、「ホワイトビーチ」で会場の全員とピース＆ダンスを踊ると、虹に希望を込めた「no rain no rainbow」で、本編を終え大きく手を振りながらメンバーがステージを降りた。


メンバーが去ったステージにアンコールを求める声が次第に歌に変わり、会場は「ホワイトビーチ」の合唱！　そこにメンバーが戻ると割れんばかりの大歓声が響く！

新里英之が「ありがとう。（アンコール）うれしいな。今日は本当にありがとうございました。HY20周年、みんなが居てくれたからここまで来ることができました。その中で、失敗したことも……でも、悔しさや悲しみが生まれてそこから、人の温かさを感じることができました」そう話して「みんなも、一緒に歌おう」と披露したのは、「AM11:00」。

最後にライブでしか披露しない曲「フェイバリットソング」で、新里英之も、仲宗根泉も客席に降り、一人ひとりと握手やハイタッチをしながら客席を歩くと、会場はさらに笑顔と興奮に包まれた。

そしてツアーのファイナルでは定番になりつつある「旅立ち」を披露！　全力を出し切ったメンバーと観客の歓声が響く中、新里が「これからも、ずっとHYとして歩んでいきます。みんなまた、必ず会いましょう！」と約束し、と笑顔と興奮に包まれた20周年のステージが幕を下ろした。


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なお、HYは今週2月14日（金）、テレビ朝日系『ミュージックステーション』に8年ぶりに出演。うるう年（366日）、20周年という記念の年に「366日」を歌唱する予定となっている。また、3月には自身主催の音楽フェス＜HY SKY Fes 2020＞、7月からは自身初となるオーケストラとの共演ツアー＜20th Anniversary HY & Orchestra Premium TOUR “ 星空 ”＞を開催することが決定している。