FlowBack、対バンツアーで「僕たちが本気で音楽で勝負したいことが伝わったら」

FlowBackが2月2日に、全国対バンツアーライブ＜FlowBack LIVE TOUR 2019-2020 “Connect”＞のツアーファイナルを東京・昭和女子大学人見記念講堂で開催した。

◆ライブ写真

この日は、FlowBackのメンバーがリスペクトするアーティストを招いた対バンライブイベント。SPiCYSOL、FIVE NEW OLD、claquepotが出演し、観客はそれぞれの音楽に体を揺らした。

FlowBackは、ライブの主催としてトリを務めた。暗転したのち照明がつくとオールブラックの揃いのセットアップで登場し大歓声を浴びるメンバー5人は、「taste」からスタート。MASAHARUが作詞した同曲は、幸せの中で感じる不安を描いた繊細なラブソングで、また、大人っぽさが引き立ったダンスで観客の目も奪った。

MARKが、「＜FlowBack LIVE TOUR 2019-2020 “Connect”＞のファイナル公演にお越し頂きありがとうございます」と会場に向けて話し、メンバー全員で今日出演したゲストアーティストをユーモアを交えながら紹介し、感謝の気持ちを表現した。

またライブの中盤には、現在テレビ東京系アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」のエンディングテーマとして放送中の新曲「Fireworks」を初パフォーマンスした。ポジティブなリリックと共に、耳にすっと入り込んでくる心地良さのあるエレクトロニックなミディアムナンバーだ。そしてこの日、メンバーから会場に詰めかけたファンに同曲を3月11日にCDリリースすることが発表されると、場内から歓喜の声が上がった。

終盤では、「B.LEAGUE 2017‐18 SEASON」公式テーマソングであり、拳を高く突き上げる力強いダンスが特徴的な「BREAKOUT」で会場を圧倒した。そして本編ラストは、最新リリース作品であるコンセプト・ミニアルバム『WINTER TRIP』に収録されているSEKAI NO OWARIのカバー「スターライトパレード」で飾った。星空を模した一面に広がるライティングに照らされながら、流れ星を象る可憐なダンスパフォーマンスで観客を魅了した。

アンコールでは、最終曲として、MASAHARUが作曲しREIJI、JUDAIが作詞に参加した「きみのうた」を歌い上げた。そののち、TATSUKIから「この対バンライブを通してみなさんに、僕たちが本気で音楽で勝負したいことが伝わったら嬉しいです」と強い決意を示し、ライブは大円団を迎えた。

撮影：Hiroyuki Dozono