パノラマパナマタウン、田村夢希が脱退「音楽以外に目を向けたくなった」

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パノラマパナマタウンのドラマー田村夢希が脱退することが発表となった。

◆パノラマパナマタウン 画像

田村本人のコメントでは、脱退は自身の人生において音楽以外にチャレンジしたいものができたこと、またそのことがバンドの勢いを止めてしまうと考え、メンバーおよびスタッフ間での協議を経た結果であることが明かされている。

パノラマパナマタウンは現在、岩渕(Vo)の喉ポリープ手術および治療のためにライブ活動休止中だ。このタイミングでの脱退発表については、復帰に向けて準備を重ねている中で、リスタートのタイミングで立ち止まることのないように、とコメントしている。

4人体制としては1月19日にツアーファイナルを迎えた恵比寿LIQUIDROOM公演が最後となった。パノラマパナマタウンは今後、サポートメンバーを迎えた編成で活動を続けていくことを発表している。

以下、田村夢希のコメントをお届けしたい。

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パノラマパナマタウンを脱退することになりました。応援してくださっている全ての皆様、ご迷惑おかけして、誠に申し訳ございません。
辞める理由はバンド、そして音楽以外に目を向けたくなったことにあります。
すべて自分勝手な都合になります。ごめんなさい。

自分にとって音楽とは感動させてくれるものです。
私は音楽を聴くと、「これでいいんだ」と励まされて元気をもらえたり、逆に思い出したくない出来事がフラッシュバックして辛くなったり、ただただフロアで踊りたくなったり、いろんな感情や衝動が生まれます。そんな音楽が好きだし、パノラマパナマタウンで演奏するのは楽しくて幸せでした。でも周りを見渡すと私を感動させてくれるモノゴトは音楽以外にもたくさんあって、次第にその興味は大きくなりました。バンドをやめてチャレンジしたいと考えるようにさえなりました。

葛藤して気持ちが不十分なままの自分がバンドに居続けることはできないと判断しました。本気でバンドに臨めなくなってしまいました。それではみんなに迷惑をかけるし、やっぱりがむしゃらに突き進んでいくパノラマパナマタウンがかっこいいんだと思います。今の自分はかっこよくないし、それなら辞めるしかないと思うようになりました。

Vo.岩渕が喉のポリープを治療する為にバンドは現在ライブ活動休止中です。このタイミングで脱退をすることになったこと、誠に申し訳ございません。本来なら岩渕を支えないといけない立場であり、復帰に向けて尽力しなくてはいけないはずでした。しかしながら復帰に向けて準備をはじめるこのタイミングがベストだと私は判断してメンバーに打ち明けました。バンドもリスタートに向けて新しい気持ちになっています。復活したらそのままぶっちぎって走り抜けて欲しいです。もう今後は立ち止まらないよう今のタイミングにいたしました。

ファンの皆様へ。これからもパノラマパナマタウンの応援をどうかよろしくお願いします。ファンがバンドにとって最強の味方です。よろしくお願いします。今までお世話になりました。

絶対にもっとかっこよくなってバンドは復活します。

2020年2月1日
田村夢希

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