コルグ「Nu:Tekt」から真空管サウンドをどこでも楽しめるヘッドホンアンプDIYキット「HA-S」
コルグが展開するキット専門ブランド「Nu:Tekt」から、携帯ヘッドホンアンプDIY(自作)キット「HA-S」が登場。2月下旬より発売される。
「Nu:Tekt」は、電子楽器メーカーKORGが展開するキット専門ブランド。シンセサイザーやエフェクターをはじめとした楽器、オーディオなど、KORGならではのDIYキットを展開している。そんなNu:Tektから新たに登場したのは、はんだ付け不要で初心者でもすぐに組み立てることができる高音質のヘッドホンアンプDIYキット「HA-S」。完全アナログの三極真空管であるNutubeを搭載、お気に入りの音楽を高音質で楽しむことができるアイテムだ。
Nutubeによりオーディオ愛好家が愛してやまない本物の真空管サウンドを提供。小型・軽量、さらにNutubeの光が透けて見えるケースデザインは、高音質オーディオの携帯にぴったりだ。DC-DCコンパーターにより消費電力を抑え、バッテリー寿命を改善。サウンドに妥協することなく単3乾電池2本だけで26Vのライン電圧を作り出してNutubeを駆動、豊かで本格的な真空管サウンドを実現している。
本体にはNFB(負帰還)スイッチを搭載。高音質なクリーンで澄んだサウドと、温かみのある倍音豊かな真空管らしいサウンドを切り替えて選ぶことができる。負帰還スイッチがOFFの時は帰還のない回路になり、Nutubeの持つ倍音が増強され、より真空管色の強い豊かなサウンドを生成。スイッチONで歪み率と倍音が低減され、より「ハイファイ」なサウンドになる。
サウンドを変えるために出力段のオペアンプを2種類同梱しているのも大きな特徴。JRC のプレミアムオーディオ志向の「MUSES01」と、正統派で知られる「NJM4580」の2種類。IC ソケットでカンタンに交換することができる。
さらに回路図も同梱、カスタマイズが行えるのも見逃せない。部品をより高音質部品などに変更すれば目的の音色とパフォーマンスに合わせた独自のヘッドフォンアンプを簡単に作成できる無限の可能性を秘めている。
製品情報
・真空管:Nutube 6P1
・接続端子:INPUT/OUTPUT 端子 ステレオ・ミニ・フォーン・ジャック
・コントロール:ボリューム、NFBスイッチ(内部)
・出力インピーダンス:10Ω、推奨負荷15Ω以上
・電源:単3形アルカリ乾電池2本(別売)
・電池寿命:約9時間(アルカリ乾電池使用時)
・外形寸法:111(幅)×65(奥行)×29(高さ)mm
・質量:110g(電池含まず)
・付属品:説明書
◆HA-S
予定価格:25,000円前後(税別)
発売日:2020年2月下旬
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