ピクサー最新作『2分の1の魔法』、日本版エンドソングはスキマスイッチ「全力少年」
スキマスイッチの「全力少年」が、ディズニー/ピクサー最新作『2分の1の魔法』(2020年3月13日(金)公開)の日本版エンドソングに決定した。彼らにとって、海外作品への楽曲提供はこれが初となる。
◆スキマスイッチ MV、関連画像
『2分の1の魔法』は、はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩と共に忘れられ“魔法が消えてしまった”世界を舞台に、亡き父に“たった1日”だけ会うための魔法を探す兄弟の冒険を描いたファンタジーアドベンチャー。『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013年)のダン・スキャンロンがメガホンをとり、主人公の少年・イアンをトム・ホランド、その兄・バーリーをクリス・プラットが演じている。
「全力少年」の歌詞に込められたメッセージと、本作で描かれるイアンとバーリーのストーリーに共通の想いを感じたディズニーの担当者は、映画と楽曲を通じて“色んな経験を経て臆病になった大人たちにも、かつて少年少女だった頃の気持ちを思い出して、新たな一歩を踏み出すきっかけになってほしい”との思いを込め、同曲を日本版エンドソングとして使用することをオファーしたのだという。『2分の1の魔法』のメッセージに共感したスキマスイッチはこれを快諾し、ピクサー・スタジオもこの企画に賛同。ディズニー本社のお墨付きを得て今回のプロジェクトが実現したそうだ。
スキマスイッチの大橋卓弥と常田真太郎は、次のようにコメントを寄せている。
◆ ◆ ◆
■大橋卓弥 コメント
「全力少年」はずっと大切にしてきた楽曲なので、今回、エンドソングに使っていただけるということで光栄に思っていますし、嬉しかったです。
この曲は、当時20代だった自分たちに向けた応援ソングとして作った曲で、今も助けられている曲でもあるので、こうして今につながっていることがアーティスト冥利につきるなと思っています。
本当に勇気をもらえる映画ですし、きっとみなさんも共感できる内容になっていると思います。
僕らの音楽が少しでも映画の世界観を支えることができたらと思っていますので、ぜひ劇場でご覧ください。
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■常田真太郎 コメント
「全力少年」という曲は、どんなきっかけにせよ、誰かのせいにしないで、自分の思いで、自分の力で一歩踏み出すという気持ちを描きたくて作りました。この初々しい気持ちが「全力少年」というタイトルにも表れています。
それが今回の映画のテーマにも合っていると思ってもらえたんじゃないかなと思っています。
この映画は、どんな立場でも、性別や年齢関係なく、感情移入できることがたくさんある映画です。
ぜひみなさんも自分と重ね合わせて楽しんでもらえたらと思います。
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この発表に合わせて、『2分の1の魔法』の映像を使用したミュージックビデオも公開された。
『2分の1の魔法』
監督:ダン・スキャンロン(『モンスターズ・ユニバーシティ』監督)
キャスト:トム・ホランド、クリス・プラット
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
※2020年3月2日追記:『2分の1の魔法』は新型コロナウイルスの感染状況ならびに予防対策のため、公開延期となりました。詳細は公式サイトをご確認ください。
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