ラッパーのジュース・ワールド、空港で発作を起こし、21歳で死去
今年春、セカンド・アルバム『Death Race For Love』が全米1位に輝いたヒップホップ界の新星の1人、ジュース・ワールドが、12月8日、21歳の若さで亡くなった。
◆追悼メッセージ
『TMZ』によると、ジュースは日曜日朝、カリフォルニアからシカゴに到着し、空港内を歩いているときに発作を起こしたという。当初は意識があったと言われるが、搬送された病院で死亡が確認された。死因は明らかではなく、月曜日(9日)に検視が行なわれる予定だという。
今月2日に誕生日を迎えたばかりだったジュース・ワールドは、これまでにスタジオ・アルバム2枚、ミックステープ2作をリリースしており、2018年にデビュー・アルバム『Goodbye & Good Riddance』が全米4位、フューチャーとのコラボEP『Wrld On Drugs』が2位をマークし、今年3月に発表したセカンド・アルバム『Death Race For Love』で初の全米1位を獲得した。
ヒップホップ界のみならず、ミュージシャンから多くの追悼の言葉があがっている。チャンス・ザ・ラッパーは「彼に神のご加護を。若きレジェンド」と、シングル「Hate Me」(2019年)でコラボしたエリー・ゴールディングは「信じられない…あなたは本当にスウィートな心の持ち主だった。ビデオの撮影であなたとあなたの家族にあったこと、あなた達がどれだけ仲が良かったか、忘れない。あなたの将来はまだこれからだった。スタートしたばかりだったのに。Juice、寂しくなるわ」、DJ/プロデューサーのゼッドは「ジュース・ワールドが亡くなったなんて、本当にショックで悲しい…若すぎる…人生はいつ終わるかわからないって思い出させる…お互いに優しくなろう」、アン・マリーは「RIP ジュース・ワールド。Fuck」と、その死を惜しんだ。
合掌。
Ako Suzuki
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