ポール・マッカートニー、ザ・ビートルズが存在しない世界を描いた『イエスタデイ』をデートで鑑賞

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ポール・マッカートニーは、ザ・ビートルズがいない世界を描いたダニー・ボイル監督の最新映画『イエスタデイ』に当初、興味がなかったが、奥さんとのデートで観に行き、楽しい時間を過ごしたそうだ。

◆ポール・マッカートニー画像

『Billboard』誌のインタビューで、映画を観たか問われたマッカートニーはこう答えた。「あれは『ラブ・アクチュアリー』(2003年)を監督したリチャード・カーティスが、僕にアイディアを送ってきたのが始まりだった。僕は“酷いアイディアだ”って思ったけど、彼にはそう言えず、“面白そうだね……グッドラック”って返事したんだ。それ以上のことは考えなかった。で、誰かからダニー・ボイルが監督するって聞いて、“彼ら、上手くやれるって考えてるんだな”って思った。それから試写会に招待されるまでは、とくに何も考えてなかった。ナンシー(奥さん)にどうしようか尋ね、僕ら、“僕と君だけで、映画館で観よう、デートだ”ってなったんだ」

「この夏、僕らはハンプトンズ(米ニューヨーク州)にいて、映画館には暗くなってから入った。1組のカップルしか僕らを見てなかった。僕らは後ろの席に座り、クスクス笑ってたよ。とくに“ポール・マッカートニー”って言葉が出るたびにね。前に座っていた数人が僕らに気づいてたけど、他の人たちは映画を観続けてた。楽しかったよ」

『イエスタデイ』は日本でも10月に劇場公開された。世界で6月に公開以降1億5,000万ドル(約163億円)以上の興行収益を上げている。

Ako Suzuki
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