ベストセラーのデスクトップ型オーディオインターフェイスApollo Twinの新モデルが登場
Universal Audioの人気オーディオインターフェイスApollo Twinの新モデルが登場。第3世代モデルとなる「Apollo Twin X」2機種、入出力を増強した「Apollo x4」1機種のラインナップで10月23日より発売開始となった。
アナログハードウェアメーカーならではの高品位なオーディオインターフェイスに、UAD-2プラグインがリアルタイムで動作するDSPシステムが合体したApolloシリーズは、2012年の発売以来プロフェッショナル環境を中心にベストセラーとなった。中でもデスクトップタイプのApollo Twinシリーズは、そのコンパクトさと購入しやすい価格から、ミュージシャンやトラックメイカーなど多くのユーザーの支持を集めた。
●Apollo Twin X
今回登場の第3世代モデル「Apollo Twin X」は、選びぬかれたAD/DAコンバーターを搭載した10イン/6アウトのオーディオインターフェイス。127dBを誇るDAのダイナミックレンジはマーケットに存在する他の業務用モデルと比較しても遜色のないオーディオクォリティを獲得。もちろん、Apolloインターフェイスの大きな特長であるUnisonプリアンプも2基搭載。先進のThunderbolt 3によってコンピューター(Macintosh/Windows対応)と接続する。
▲入力インピーダンスや回路動作も忠実に再現するUnisonテクノロジーに対応したプリアンプ2基を搭載したApollo Twin X。アナログ2イン/6アウトとADAT入力(S/P DIFオプティカル)を備え、最大10イン/6アウトを使用可能。
ラインナップは、SHARCプロセッサーを2基搭載したDuoコアモデルと、4基搭載したQuadコアモデルの2モデル。Apollo Xなどのラックモデルとデイジーチェイン接続して、あたかも1台のインターフェイスのように使用できる。
●Apollo x4
新ラインナップとして登場した「Apollo x4」は、4基のUnisonマイクプリアンプを搭載した12イン/18アウトのオーディオインターフェイス。SHARCプロセッサーも余裕の4基を搭載し、2基のHi-Zインプットや2基のヘッドフォン端子など、使い勝手も大幅に向上している。
▲Apollo x4はフロントに各2系統のHi-Z入力とヘッドホン出力、リアにUnisonプリアンプ4基、アナログ出力×6、ADAT入出力(S/P DIFオプティカル兼用)を搭載、合わせて最大12イン/18アウトを実現。
製品情報
※SHARCプロセッサーを2基搭載
◆Apollo Twin X / Quad
価格:オープン(実勢価格 150,000円 税別)
※SHARCプロセッサーを4基搭載
◆Apollo x4
価格:オープン(実勢価格 195,000円 税別)
※SHARCプロセッサーを4基搭載
発売日:2019年10月23日
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