【連載】櫻澤の本気 II 第1回『嬉しかった……。』
2019年はZIGZOのデビュー20周年。<ZIGZO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2019>という名の全国ツアーを2018年から1年以上かけて廻っている。因みに、ツアーファイナルは2020年1月19日マイナビ赤坂BLITZね。
◆櫻澤泰徳 画像
昨年10月から今年6月迄にお邪魔したのは名古屋、大阪、新宿、渋谷、名古屋、大阪、新宿、横浜、さいたまといった東名阪と関東近郊に集中。下半期の7月からは、岡山、福岡、盛岡、仙台、札幌で、ZIGZOとしてはご無沙汰な土地にお邪魔しますといった感じの行程。
ZIGZOはこのツアーの他に、20周年を記念してのCD付録の単行本(以下ZIGZO本)を7月1日に発売開始した。その記念本にまつわる『20執念記念本絶対にお買上げ頂きますトークライブ』が7月に東京・名古屋・大阪と開催された。
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【7/25 名古屋・トークライブ】
ZIGZO本にまつわるトークライブ。会場は櫻澤的に初めましての“Music Bar Perch”。
▲7月25日(木)@愛知・名古屋Music Bar Perch『ZIGZO 20執念記念本絶対にお買い上げ頂きますトークライブ』
あまり広くない会場だけど、酒を呑みながら音楽を嗜むにはもってこいな雰囲気。メンバー4人のトークを交えつつ、後半にはアコースティクスタイルの生演奏をしつつ。アコースティックスタイルといってもZIGZOの場合、哲と竜治はピックアップ搭載のいわゆるエレアコなギター、DENはそのままのエレキなベースで、多少のアプローチに変化はあるけど、Rayflowerのアコースティックスタイルと比べると原曲から大きな変化はあまり無いかも。
ZIGZOのアコースティックスタイルに対応するのに活躍したのが、Pearlのコンパクトトラベラーというシェル(胴)が無いヘッド(皮)だけのドラムとSABIANのFRXという倍音が抑えられたシンバル。
▲PEARL Compact Traveler+SABIAN FRX
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【7/26 岡山・ZIGZO 20TH ANNIVERSARY LIVE】
ZIGZOで訪れた2013年以前で最後の岡山は、前のバンドでの全国ツアーの1998年だったと思う。今ではTHE MADCAP LAUGHS、gibkiy gibkiy gibkiy、Rayflowerで毎年のように岡山に訪れている。今回はライブ本番前にFM岡山にメンバー全員でお邪魔して、番組に生出演させて頂きました。
▲FM岡山
会場はZIGZOにとっては初めましての“岡山IMAGE”。この日のセットリストに組まれた「しわくちゃな夢」は、「エモかったよ」と哲に言われた。櫻澤的には、この曲が印象深かったのは6月21日の浦和公演。この浦和公演での「しわくちゃな夢」は通常と違って高野哲がエレキギターで演奏。その日の公演では、ちょっと思う事もありながらも、哲のエレキギターサウンドが妙にマッチしたのか、印象に深く残ったんだよね。だとしても、哲が「エモかった」と言うのならば、ベストプレイ上書きだね。
▲7月26日(金)岡山IMAGE<ZIGZO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2019>
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【7/27 福岡・ZIGZO 20TH ANNIVERSARY LIVE】
岡山と同様にZIGZOで訪れるのは、約6年半振りの福岡。中州、天神のセッション小屋を迂路ついたり、友人、知人も多くいるので、櫻澤的には馴染み深い土地。水炊き、胡麻鯖、青唐辛子、豚骨ラーメン、明太子、もつ鍋……挙げたらキリがないくらいに福岡の食べ物は大好物。どれもこれも酒との相性が抜群だと思っている。
会場はZIGZOにとっても櫻澤にとっても初めましてなQueblick。決して大きな会場ではないけれど、スタッフの対応とロック小屋然とした雰囲気がいい感じ。「Sakura!! Sakura!!」と野郎共の声がもの凄かった。九州男、いや男共の声は嬉しいね。櫻澤のカリスマ性は今も健在だな(ドヤ)
ここ最近のZIGZOのライブでは、メンバー各々がMCをすることになっている。Queblickのステージは低めで、後方のお客さんにはドラムを演奏している櫻澤の姿はコレっぽちも見えない。哲がMCで「後の方のお客さん達には櫻さんが見えないよね? 仮に櫻さん以外のドラマーが叩いていても気が付かないんじゃない?」と。すると後方のお客さん達は「いや、姿は見えなくてもドラムの音でわかる!」と。嬉しかった……。櫻澤は姿形は見えなくても、音は皆に届くようにと常に思っています!
そして櫻澤が話し始めると、誰かが言い出した訳でもないのに、前方のお客さん達がが屈みだして後方のお客さん達に櫻澤の姿を見えるように気遣ってくれた。これもまた、嬉しかった……。福岡でのライブは、誇りに思えるものになった。
エフエムクマモトで音楽番組のパーソナリティを担当している“かなぶんや”さんがわざわざ観に来てくれた。ぶんやさんはZIGZO デビュー当時から大変お世話になった方です。
▲7月27日(土)福岡Queblick<ZIGZO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2019>
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【7/28 大阪・トークライブ】
会場は、以前トークライブをやったことがあるLoft PlusOne West。このZIGZO本にまつわるトークライブは、東京と名古屋は終演後に車の運転が控えていたのでノンアルコールで。大阪は終演後に運転が控えていなかったので、ちょいと呑みながらのトークに。いやぁ、酒が入ると櫻澤は饒舌になるのね。ZIGZOメンバーとお客さんとで、飲み会をしている気分になっちゃった。愉しいひと時を過ごせました。
ロックバンド形態のアコースティックスタイルは、演者としてあまり参加したくないんだ。普通にアコースティックサウンドが主体となるロック的な楽曲のアレンジは、リズムが前面に出ないアプローチになることが多いかと思う。そういったアレンジのものにはドラマー、もしくは打楽器奏者として何もしたくないんだ。弾き語るだけで成立しているアコースティックサウンドの空気感を、鳴り物等でガチャガチャして壊したくないんだ。でも、ZIGZOの楽曲をシンプルに限定された楽器でシンプルに演奏するのもアリかと思えたな。
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■<Sakura 50th Birthday Anniversary “暗黒秋櫻” -全櫻澤公演 2019->
open18:00 / start18:30
出演:gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / THE MADCAP LAUGHS / ZIGZO
▼チケット
前売り:スタンディング 6,000円 (税込 / ドリンク代別途必要)
一般チケット発売日:6月2日(日)
(問)DISK GARAGE 050-5533-0888
■<Rayflower TOUR 2019 ~One Side & One Side~>
10月29日(火) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
open18:30 / start19:00
11月02日(土) 神戸 VARIT.
open16:30 / start17:00
11月04日(月/祝) KYOTO MUSE
open16:30 / start17:00
11月05日(火) 奈良 NEVER LAND
open18:30 / start19:00
11月09日(土) LIVE HOUSE 松江 AZTiC canova
open16:30 / start17:00
11月10日(日) 滋賀 U☆STONE
open16:30 / start17:00
11月14日(木) 水戸 ライトハウス
open18:30 / start19:00
11月15日(金) 郡山 #9
open18:30 / start19:00
11月23日(土/祝) 岡山 YEBISU YA PRO
open16:30 / start17:00
11月24日(日) 高松 DIME
open16:30 / start17:00
11月26日(火) 梅田 CLUB QUATTRO
open18:15 / start19:00
▼チケット
前売5,500円(税込 / ドリンク代別途必要)
※未就学児入場不可
■<ZIGZO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2019>
11月30日(土) 群馬・高崎clubFLEEZ
open17:30 / start18:00
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
12月01日(日) 茨城・水戸ライトハウス
open16:30 / start17:00
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
【Tour final】
▼2020年01月19日(日) 東京・マイナビBLITZ赤坂
open16:30 / start17:30
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
<マイナビBLITZ赤坂公演 チケット情報>
1Fスタンディング:前売¥5,500(税込)/当日¥6,500(税込) ※ドリンク代別
VIP席¥20,000(税込) ※ドリンク代別・2F指定席(先行販売のみ)
※VIP限定オリジナルプレゼント付&アフターショーパーティー有り
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