ポール・ウェラーの音楽をフィーチャーしたモッズ映画の撮影完了
ポール・ウェラーの音楽をフィーチャーしたモッズ映画『The Pebble And The Boy』の撮影が完了したそうだ。
◆ポール・ウェラー、『The Pebble And The Boy』画像
ザ・フーのアルバム『Quadrophenia(四重人格)』(1973年)をもとにしたモッズ映画の傑作『さらば青春の光』(1979年公開)のリメイクもしくはリブートのように報じるメディアがあるが、制作者は、「あのような名作を複製、リブートできるわけがない」「モッドのシーンやスクーターが登場すること以外、ストーリーに共通点はない」と話している。
ただ、オマージュの要素はあり、『さらば青春の光』のロケーションが多数、登場するという。パッツィ・ケンジット、Sacha Parkinson、『さらば青春の光』でロッカーの青年を演じたジェシー・バードサルらが出演し、先月、マンチェスターとブライトンでの撮影を終えた。
監督のクリス・グリーンは2016年、制作費用を募るため、Kickstarterでクラウドファンディング・キャンペーンを行ない、2017年には試作版のティーザーを公開していた。これを見ると、父が伝説のモッドだったことを知った少年が主人公のようだ。
劇場公開日はまだ告知されていない。
Ako Suzuki