＜未確認フェスティバル2019＞、札幌出身SULLIVAN's FUN CLUBが3,101組の頂点に

10代アーティスト限定の音楽フェス＜マイナビ未確認フェスティバル2019＞が8月25日（日）、東京・新木場STUDIO COASTにて開催され、応募総数3,101組からSULLIVAN's FUN CLUBがグランプリを勝ち取った。

◆＜マイナビ未確認フェスティバル2019＞ 写真

＜未確認フェスティバル＞は、TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局で放送中の10代向け人気番組『SCHOOL OF LOCK!』と、インディーズ及び新人アーティストの音楽活動を支援する「Eggsプロジェクト」との共催による“音楽の甲子園”だ。会場となった新木場STUDIO COASTにはのべ4,200人のリスナーが来場した。

オープニングには、日向坂46・渡邉美穂が水色のギターを抱え、制服姿で登場。「2019年8月25日！　この日を、これまで誰も体験したことのない、最高の、伝説の一日にしましょう！　＜マイナビ未確認フェスティバル2019＞、スタート！」と、ギターを鳴らして開会を宣言した。


審査の結果、グランプリに北海道のSULLIVAN's FUN CLUB、準グランプリに山梨のヒライス、審査員特別賞に東京の玉名ラーメンが選ばれた。




優勝したSULLIVAN's FUN CLUBは、「グランプリに選ばれたことは、まだやっぱり信じられないです。今日この新木場のステージに立てるのは決まってましたけど、立つことが決まってから、今日新木場で演奏をして、こうやって優勝できたことがいまだに信じられません。あと涙は意外と出ませんでした」と喜びを語り、ウィニングライブで「DOOR」を演奏。優勝賞金100万円と優勝旗を受け取った。


オープニングアクトには、前年度大会でグランプリを受賞したマッシュとアネモネが、昨年の優勝賞品である揃いのpantherのスニーカーを履いて登場。「世界一気に入っているスニーカーで、世界一人生を変えたステージに帰ってきました！」と観客に話し、前年度のウイニングライブでも披露した「ユートピア」を含む3曲を披露した。


さらに、ステージにはサプライズゲストの片平里菜が登場。片平の出演はこの日まで知らされていなかった。片平が2011年の＜閃光ライオット＞に出場していたことを話すと、会場からは「見たよ！」という声が上がった。

片平は2011年の大会を振り返り、「あのときの自分の輝きをなかなか超えられない期間があったが、8年ぶりにこのステージに立ち、出場している10代のアーティストを見て、周りの環境だけでなく、自分のステージにどれだけ思いを込めるかが大切だと改めて感じました」と語った。


2011年大会でステージ袖から片平の演奏を聴いていたというMCのとーやま校長は、「この方は将来も歌の仕事をしているんだろうなと思ったことを覚えている。あの時から、前に進み続けてくれたからここでまた会えたんだと思うので、とても嬉しい」と語った。

ファイナリストライブの後半冒頭には、日向坂46の「ドレミソラシド」に合わせてMCの芦沢ムネトが踊っていると、ステージ上に渡邉美穂がサプライズ登場。“ムネト坂46”と一日限りの限定コラボが実現した。渡邉は「ハッピーオーラが足りないんですよ！」と、本家のパフォーマンスを披露し、コラボ後には「一緒に踊るとやっぱり仲間だなって思いました」と話して、ファイナリストライブに華を添えた。


ゲストライブアクトに登場したCHiCO with HoneyWorksは、デビュー曲「世界は恋に落ちている」や、「乙女どもよ。」など全5曲を披露した。

「ゲストとして出演させていただき本当に光栄です。今日は本当にありがとうございます！　皆さんに最高のライブを楽しんでいただければと思います。ペンライトが無いイベントも珍しいですが、持ってる方は振っていただき、無い方は手を思いっきりあげていただければと思います！」とCHiCOが観客へ呼び掛けると、カラフルなペンライトが会場を彩った。

また、CHiCOはファイナリスト達に向けて、「今年5周年を迎え、最初の頃は私もオーディションに受かってから、いまこうやってステージに立っているのですが、私は初めは緊張してばっかりだったのを覚えています。今回ライブしている10代のファイナリストの皆さんは、伸び伸びとステージでパフォーマンスをされている姿を見て本当に凄いなと思いました。なんでこんなに自信に満ち溢れているのかなと思うのと、私は学生時代にこんな経験をしていなかったので、本当に羨ましいなと思います」と語った。


なお、同大会の模様は、8月27日（火）、28日（水）放送の『SCHOOL OF LOCK!』でオンエアされる。