大沢伸一が音楽担当、『Diner ダイナー』サントラ本日発売
大沢伸一が音楽を手がける映画『Diner ダイナー』のサウンドトラック・アルバムが本日7月3日(水)にリリースされた。
◆映画『Diner ダイナー』スポット映像、画像
『Diner ダイナー』は、主演:藤原竜也×監督:蜷川実花の初タッグで平山夢明の小説を映画化した作品だ。大沢伸一にとって邦画の劇伴制作はこれが初めて。蜷川監督直々のラブコールで、今回の参加が実現したのだという。
大沢は蜷川監督とのコラボレーションを振り返り、「監督が仮で当ててくれていた音楽が僕の昔の楽曲だったので僕としても監督のビジョンがとても理解しやすくて。本当に僕の曲を聴き込んでくださっているんだなと新鮮でしたし、それに対して今の僕ならこういう風に返せますよというかたちで音楽をつけていくのはすごく楽しかったですね」と振り返っている。
また、一番のお気に入りは後半のバトルシーンだそうで、「ドヴォルザークの「新世界」にビートが入っているのでそこはちょっと面白い感じになったんじゃないかなと思います。ここに限らず加工したノイズや、音階のついていない無機質な音みたいなものは意外と多用しています。ただ、アクションシーンは効果音もたくさん入ってくるので、そこにばっちりのタイミングで音楽をつけると音が重なって意味がなくなったりもするの。だからあえて少しずらして入れるというのは、今回学ばせてもらったことのひとつです。僕は広告の音楽もよくやっているので、映像に音をつけるのは得意なんです。映像は一度撮ってしまったものは簡単に撮り直せないけれど、それに比べて音楽は自由度が高い。そういう意味でも楽しみながら作業させていただきました」と明かした。
▲大沢伸一
映画『Diner ダイナー』は7月5日(金)に公開。サウンドトラックの配信も同日開始される予定となっている。
映画『Diner ダイナー』Original Soundtrack/Shinichi Osawa
CTCR-14972 ¥2,500+税
エイベックス・エンタテインメント
(配信:7月5日(金)〜スタート)
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