Moogのコンパクトなアナログ・シンセサイザー・モジュール「Sirin」限定生産で登場
Moog Musicからコンパクトなアナログ・シンセサイザー・モジュール「Sirin」が登場。6月27日にコルグ・KID(KORG Import Division)より国内販売が開始される。
「Sirin」は、伝説的なMoog Taurus Bassのサウンド・エンジンをベースにした、限定生産のアナログ・シンセサイザー・モジュール。カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されたMoog House of Electronicus 2019を記念して開発されたモデルだ。
ヘアライン仕上げのステンレス製エンクロージャーにレトロテイストなカラーリングを施したルックスが特徴的な「Sirin」。音作りの面では、そのベースとなったTaurus Bassの伝説的な2基のアナログ・オシレーターの発音域を数オクターブ上へ拡大、Taurusベース・シンセサイザー・ファミリーでは初の中央Cからはるか上の高音域も発音できる楽器となった。大迫力のMoogベース・サウンドから、焼け付くような激しいリード・サウンドやソフトなリード・サウンド、そしてキラキラと鳴り響くようなリード・サウンドまでカンタンに作り出せる。伝統の4ポール(-24fB/Oct)Moogラダー・フィルターで倍音構成を操り、2基の超高速ADSRエンベロープと豊富なLFO(MIDIシンク可能)で幅広い音作りに対応。タイプ選択が可能なグライド(ポルタメント)機能も搭載する。
わかりやすさを重視した“1ノブ1機能”インターフェイスを備える一方、フリーのエディター/ライブラリアンも用意(スタンドアローン版とプラグイン版)。DAWやMIDIコントローラーにカンタンに組み込めるのも魅力だ。本体には128個のプリセットをセーブ可能。DAWによるパラメーターのオートメーションやさまざまな隠し機能を駆使すれば、さらに多彩なアナログ・サウンドが楽しめる。
▲リアパネルにヘッドホン出力(3.5mm)、オーディオ出力、外部オーディオ入力、アサイナブルCV/GATE入力、MIDI入力、MIDI-USBを用意。サイズは218×132×79(W×D×H)mm、重量1.27kg。
製品情報
価格:92,000円(税別)
発売日:2019年6月27日
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