DIR EN GREY、薫＋Die＋Toshiyaの最新シグネチャーモデルを発売、本人使用実機の特別展示も

DIR EN GREYの薫、Die、Toshiyaモデルの最新シグネチャーギターおよびベースが発売されることが決定した。

◆DIR EN GREY 画像

ギターメーカーのESP GUITARSより発売される各モデルには認定証と専用のハードケースが付属、さらに初回20本には本人直筆のナンバリング(選択不可)が入る。なお、この発売を記念して、薫、Die、Toshiyaの最新モデル本人使用実機が東京･渋谷のESP Museumで特別展示されることも決定、こちらは6月30日(日)までの期間限定となる。


薫のシグネチャーモデルはESP D-KV-7st [Nothing]。7弦ギターの同モデルはD-KV-7stと同仕様でボディートップがベベルドアーチ加工されたスワンプアッシュ、ボディーバック材がマホガニーで構成されたラミネート構造となる。ボルトオンのネックはハードメイプル3ピースで、指板はローズウッド、12フレット部分には十字架のインレイが施された。スケールは666mmのエクストラロングだが、ナット幅は45mmと細く7弦特有の太さを感じさせない。

ピックアップにはセイモアダンカンのSH-1n-7とSH-4-7の組み合わせを搭載。ブリッジはTonePros(R) TP7とT7Zのコンビネーションだ。ボディトップのプリントは本人が描いたグラフィックを複写したもの。[Nothing]とは薫自身によるネーミングであり、曰く「落書きギターのナッシン君です」とのこと。


DieのシグネチャーモデルはESP D-DR -Rusted-。その名のとおり、腐食した金属を再現した特殊塗装が最大の特徴となる。D-DRのカラーバリエーションとして誕生した同ギターは、6弦モデルの686mmスーパーロングスケール。ダウンチューニング時のテンションも十分に稼ぐことが可能だ。ボディーはアルダー、ボルトオンのネックはハードメイプルで、トップインレイのないエボニー指板をラミネートした。

ピックアップはセイモアダンカンのSH-1nとSH-6bの組み合わせ。ブリッジはトラディショナルなGOTOH GE103B-TとGE101Zのコンビネーションだ。Die曰く、「これまでの集大成、そして未来へと」。


ToshiyaのシグネチャーモデルはESP D-TR ＜RU-DRIVE Arch＞。既存のD-TRと同シェイプながら、D-TTで培われた要素が盛り込まれた新しいD-TRとなる。ボディはスワンプアッシュで、ボディトップにHALIBUTと同系のアーチド加工が施された。ハードメイプル3ピースにトップインレイのないローズウッド指板をラミネートしたネックは、ボルトオン方式でボディにジョイントされている。

ピックアップはセイモアダンカンのSSB-5セットを搭載。ブリッジはGOTOH J510SJ-4。アクティブEQにはESP CINNAMONを内蔵しているので、多彩なサウンドメイキングが可能だ。Toshiyaは＜RU-DRIVE Arch＞についてこうコメントを寄せている。「ESP D-TR＜RU-DRIVE Arch＞がついに発売となりました。水面下でずっと動いてた企画なので、やっと完成に至ることができ、感無量です。細部までこだわったNEW RU-DRIVE Arch、是非手に取ってその音に触れて下さい。THANXX ESP」。



なお、Toshiyaのシグネチャーモデルとしては、ギターメーカーのKiller Guitarsより最新シグネチャーベースとなるKB-IMPULSSが発売されることも決定している。2カラー展開で販売される同モデルは、それぞれ予約特典として非売品のオリジナルポスターが付属する。

非売品ポスターは数量に限りがあるので在庫払拭次第予告なく終了するとのこと。お早めのチェックを。