Sexy Zone菊池風磨、『HAMLET ―ハムレット―』で舞台単独初主演

Sexy Zone・菊池風磨の単独初主演舞台『HAMLET ―ハムレット―』が9月から10月にかけて東京と大阪で上演される。

2015年9月に上演された『DREAM BOYS』以来、約4年ぶりの舞台出演となる菊池。Sexy Zoneのメンバーが外部舞台に出演するのは今回が初めてで、ストレートプレイへの挑戦も初だという。菊池は「ハムレットという大役を、歴史と伝統に則り、真摯に演じて参りたいと思っております。その表現の中で現れる新たな菊池風磨をお見せすることを約束致しますので、是非ご覧ください。」とコメントを寄せている。

オフィーリア役には10代からジャンルを問わず幅広く活躍する南沢奈央、ボローニアス役には確かな演技力で舞台からテレビまで多くの作品に出演する大鷹明良、クローディアス役には俳優としての活躍にとどまらず、演出家、さらにはミュージシャンとしても活動する大谷亮介、ガートルード役には元宝塚歌劇団星組トップスターで注目作への出演が続く安蘭けいと、豪華な面々が顔を揃えた。

演出は『クレシダ』『The Silver Tassie 銀杯』『プラトーノフ』などで高い評価を得ている気鋭の演出家・森新太郎が務める。森は2006年にマーティン・マクドナー作の『ロンサム・ウェスト』で演出家デビュー後、次々に翻訳劇を手掛け、2014年には読売演劇大賞の大賞、最優秀演出家賞をW受賞しており、シェイクスピア作品に携わるのは『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』『十二夜』に続き4作目となる。

戯曲ができてから400年余り経った現在に至っても、世界中で毎年のように上演されている言わずと知れた不朽の名作『HAMLET』。主要な登場人物全員が最終的に死んでしまう、悲劇中の悲劇といわれるこの作品の主人公・ハムレットは、市村正親や内野聖陽、藤原竜也など、現代の演劇界に欠かせない多くの名優たちが演じてきた。この難役を、初めて尽くしの挑戦となる菊池がどのように演じるのか、また、演劇界の第一線で活躍する森との初タッグによってどのような世界観を見せるのか、お楽しみに。