カジヒデキの新AL『GOTH ROMANCE』に小山田圭吾、のん、栗原類ら多彩ゲスト陣

本日5月8日に52才の誕生日を迎えたカジヒデキが6月5日に発売する18枚目のアルバム『GOTH ROMANCE』より、デジタルシングル「水飛沫とファンファーレ」がリリースされた。同曲のミュージックビデオも公開されている。

◆「水飛沫とファンファーレ」MV映像

この「ゴスロマンス」というタイトルは、“ゴス”と“ネオアコ”というカジの“思春期”“青春期”の相反する二つの世界を表している。多彩なゲスト陣にも注目したい。ムッシュかまやつをリスペクトし、野宮真貴とデュエット、おとぎ話が演奏した「さんでーべいべー」。ネオアコをイメージし、カジがベースを弾き小山田圭吾がアコーステック・ギターを弾いた「そばかすミルク」。NEIL AND IRAIZA、そしてガールズ・トリオバンドThe Wisely Brothersが演奏し、栗原類がゴスをテーマにポエトリー・リーディングしている「秘密の夜会」。カジ本人がアルバム制作中にのんをテーマに詞曲を書き、レコーディングではその場で彼女とのデュエットが実現した「ノンノン・ソング」等、数多くのゲスト陣を迎えて作られた今作は、かせきさいだぁが作詞をした1曲以外、アルバムの作詞作曲をすべて本人が手がけている。なお、本日より先行配信がスタートした「水飛沫とファン ファーレ」は、相対性理論の永井聖一がギターを弾き、ザ・なつやすみバンドの中川理沙がボーカルで参加した。

ネオ・アコーステックを軸に、ギターポップやソフトロック、90年代初頭のマンチェスター・ムーブメントや、スウェディッシュ・ポップなどを想起させられる多様な音楽性が広がっているという今回のアルバム。サウンド面でも、フリッパーズ・ギターを手がけてきた吉田仁、同じく90年代初頭の渋谷でラブ・タンバリンズをはじめCrue-L Recordsの音源を多数手がけていた森逹彦がミックスで参加した。

また7月には、＜GOTH ROMANCE TOUR＞と題した東名阪ツアーも決定している。