【鼎談】村上てつや×安岡 優×KO-ICHIRO、ソウルの祭典<SOUL POWER SUMMIT>の魅力を語る

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真夏のソウルの祭典としてすっかりお馴染みになった<SOUL POWER>。14回目を迎える本年は、<SOUL POWER ヨコハマ/なにわ SUMMIT 2019>として開催。東京は場所を横浜に移しパシフィコ横浜で、大阪はグランキューブで開催される。このイベントのホスト・アーティストである、ゴスペラーズの村上てつや、安岡 優、Skoop On SomebodyのKO-ICHIROの3人に話を訊いた。インタビュー後半、ソウルミュージックに欠かせないファルセット(=裏声)についての“村上てつや持論”は必読の価値あり!

   ◆   ◆   ◆

──<SOUL POWER>らしさ、このイベントの魅力とは?

安岡 優(以下、安岡):これだけいろんなアーティストが他のアーティストとコラボレーションするイベントは、他に無いと思うんですよ。まずここが<SOUL POWER>の大きな魅力のひとつですよね。年が離れていても、同じ音楽をやっているんだっていうのが、お客さんにもすごく伝わるステージだと思うんです。だから “自分が好きなアーティストや音楽には、もっと広い世界があるんだ”って知ったり“こういうのもソウルなんだ”って見つけたりして、最後には “もっといろんな曲を聴いてみたいな”って思ってもらえると嬉しいですね。

──ここ数年の出演アーティストをみると “ソウル”という括りは飛び越してるなと感じるんですよね。

村上てつや(以下、村上):もはやソウルミュージックって部分は、越えていいかなと思うんですよね。イベント全体としては、音楽に心響き合う人たちであればいい。安岡も言ったように、いろいろコラボレーションが多いので、他のイベントよりもアーティスト同士が接する機会が多いんですよね。だからイベントが終わる頃には、結構、仲良くなることが出来る。例えば、去年(=2018年)出てくれたAnlyさんとか、20代前半くらいの女性ソロシンガーから見たら、もう……結構、おっかないでしょっていう(笑)。

──大人の男性、しかもスーツを着ているアーティストがたくさんいて、アフロもいたりしますもんね。

安岡:音楽的にもなかなかディープな世界ですから(笑)。

村上:そう。ステージ上だったらまだいいにしても、オフステージで“私何しゃべればいいのかな”って思われても仕方がない。そこは俺たちもわかってて(笑)。

KO-ICHIRO:ははは(笑)。そうだよね。揃うと、傍から見たらすごいかもしれないね(笑)。

村上:とりつくしまもないって感じかな、と(笑)。でも、音楽で接する時間を多く作っておけば、お互いがわかってくる。


取材・文:伊藤亜希
撮影:近藤宏一

<SOUL POWER ヨコハマ/なにわ SUMMIT 2019>

■<SOUL POWER ヨコハマ SUMMIT 2019>
2019年8月19日(月)、20日(火)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
■<SOUL POWER なにわ SUMMIT 2019>
2019年8月31日(土)、9月1日(日)大阪・グランキューブ大阪

出演者:
[全日程] 鈴木雅之 / ゴスペラーズ / Skoop On Somebody
[8月19日(月)、9月1日(日)] w-inds.
[8月20日(火)、8月31日(土)] CHEMISTRY
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チケット一般発売日:2019年5月25日(土)
◆8月19日公演(横浜)チケット詳細ページ
◆8月20日公演(横浜)チケット詳細ページ
◆8月31日公演(大阪)チケット詳細ページ
◆9月1日公演(大阪)チケット詳細ページ

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