HeadRush、7インチタッチディスプレイ搭載のフロアボード・ルーパー「Looperboard」
7インチのタッチディスプレイと強力なクアッドコアプロセッサを搭載したフロアボード・ルーパー「Looperboard」がHeadRudhから登場。6月に発売される。
成功を収めた「Pedalboard」と「Gigboard」に続くHeadRudhの新製品は、多機能スタンドアローン・フロアボード・ルーパー「Looperboard」。ループプレイを次のレベルに引き上げることを目的に設計された本機は、7インチタッチインターフェイス、一から設計されたパワフルなクアッドコアDSP、多彩な入出力を搭載。完全にカスタマイズ可能なルーティング、大容量のストレージ、各種エフェクター、バッキング・トラックプレーヤー、USBオーディオインターフェイスといった機能や装備を、ツアーにも耐えるスチール製シャーシに収めている。
7インチ高解像度タッチディスプレイによる洗練されたインターフェイスは、ループ作成のために必要な情報をダイナミックにフィードバック。タッチ、スワイプ、ドラッグ&ドロップ操作によるループの編集や「Looperboard」のカスタマイズが可能だ。
各ループは4つのモノラルまたはステレオルーパートラックを含み、5つのトラックモード(固定、連続、同期、連続/同期およびフリー)のいずれかで実行可能。ミュージシャンがこれまで行なっていたワークフローを踏襲することができる。
ループを作成、変化させる12個のフットスイッチにはRGB LEDを搭載、ユーザーに常に状況をフィードバックする。このフットスイッチで個々のルーパートラックの録音、オーバーダビング、リバース、トランスポーズ、バウンス、アンドゥ/リドゥ、クリアなどを操作。ループ全体の長さや速度を変更したり反転、フェードさせるなどのコントロールも瞬時に行える。
多彩な内蔵エフェクトも魅力の一つ。ギター、ボーカル、パーカッション用が用意され、インプットやルーパートラックに直接アサインできる。またインテリジェント・タイムストレッチ機能を使用してソロパフォーマンスをさらに盛り上げたり、他のミュージシャンとシンクすることが可能。ループのテンポを変更しても、音質を損なったりポップノイズでクオリティが下がることもない。
「Looperboard」は、内部に8時間以上の録音が可能。背面にSD、2つのUSB-A入力があり追加のストレージも利用できる。また、USB-B接続を用いてのMac/PCとの接続にも対応。保存だけではなくルーパートラックにオーディオをインポートすることも同様に行える。購入後すぐプレイできるよう300種のドラムとパーカッションのループが内部ストレージに収録する。
そして、高品位のオーディオインターフェイスとしても使用可能。歪みや不要な色付けのないサウンドを正確にキャプチャー。入出力は、ファンタム電源付きコンボ(XLR+1/4インチ)×4、グランドリフト機能付きXLR出力×2、1/4インチ出力(アンプ/ラインレベル選択可)×2、1/4インチステレオヘッドフォン出力(ボリュームノブ付き)、1/8インチステレオ入力。DAWソフト「Pro Tools | First」のHeadRushエディションが付属し、Mac/PCで24bit/96kHzで直接レコーディング可能。MIDI IN/OUT/THRUも備え、各種MIDI対応機器との同期にも対応する。
製品情報
価格:オープン(市場想定価格 109,800円 税込)
発売日:2019年6月予定
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