桑田佳祐＜ひとり紅白＞がパッケージ化、三部作コンプリートBOXも

桑田佳祐が2008年から開催してきた＜ひとり紅白歌合戦＞の完結編、＜Act Against AIDS 2018 平成三十年度！ 第三回ひとり紅白歌合戦＞が、6月5日に映像パッケージとして発売されることが明らかになった。2008年の＜第一回＞、2013年の＜第二回＞、2018年の＜第三回＞をコンパイルした“コンプリートBOX”も登場する。

＜ひとり紅白歌合戦＞は、桑田がエイズ啓発活動Act Against AIDS（AAA）の一環としてパシフィコ横浜で行ってきたチャリティ＜AAAコンサート＞の名物企画。『紅白歌合戦』のフォーマットを踏襲し、昭和の歌謡曲からグループサウンズ、フォーク、ニューミュージック、そして平成のJ-POPまでを縦横無尽に“ひとり”で歌い上げる壮大な音楽ショーとして人気を集めてきた。時代とともにHIV／エイズを取り巻く環境が好転してきたことを受け、AAAは2020年7月末をもって四半世紀にわたる活動の幕を閉じる予定となっており、それに伴って、桑田のAAAコンサートも昨年の＜第三回ひとり紅白歌合戦＞で完結を迎えることとなった。

今回Blu-ray／DVDとして発売される「Act Against AIDS 2018『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』」には、全55曲が披露された2018年公演の華やかなステージからの映像に加えて、メイキングをボーナス収録。「ひとり紅白歌合戦三部作 コンプリートBOX - 大衆音楽クロニクル」と銘打ったBOXセットには＜第一回＞と＜第二回＞の映像がリマスターを施して併録されるほか、“コンプリートブック”も付属する。

なお、今作の収益金の一部は、AAA事務局を通じて様々なエイズ啓発活動に活用されるということだ。