トロイ・シヴァン、『ある少年の告白』を語る「この映画で誰かの命が救われると確信した」

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2019年4月に来日公演も決定しているトロイ・シヴァンが、出演映画『ある少年の告白』(4月19日全国公開)について思いを語るインタビュー動画がこのたび公開となった。

◆映画『ある少年の告白』トロイ・シヴァン インタビュー動画

歌手、モデル、インフルエンサー、俳優…“21世紀のポップ・カルチャー・アイコン”と称され、2014年には、米TIME誌に“最も影響力のあるティーン”の一人とも称されたトロイ・シヴァン。映画『ある少年の告白』へ提供したシガー・ロスのヨンシーとのコラボ楽曲「Revelation」はゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされた。

元々YouTuberとして絶大な人気を得ていた彼は、18歳の時に自身のチャンネルで同性愛者であることを公表した。「ありのままの自分でいることは素晴らしい」とインタビューなどで発信し、ツアーの売上の一部をLGBTQ支援活動に寄付するなどのサポートもしている。インスタグラムでパートナーや愛犬の写真も頻繁にUPし、そのフォロワー数は1000万を超える。



映画『ある少年の告白』は、そんな彼を惹きつけずにおれなかった2016年発表のベストセラー書籍を映画化した作品だ。牧師の父(ラッセル・クロウ)と母(ニコール・キッドマン)のひとり息子として愛情を受けて育ち、輝くような青春を送る大学生のジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)が本編の主人公となる。彼はある時、思いがけない出来事をきっかけに自分は男性のことが好きだと気づく。しかし、息子の告白を受け止めきれない両親が勧めたのは、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加だった。<口外禁止>だという驚くべきプログラムの内容。自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ジャレッドは遂にある行動を起こす…。


今回到着した動画では、シヴァンが『ある少年の告白』の脚本を読んですぐに出演を決めたという。「なんとしても関わりたいと思った。この映画で誰かの命が救われると確信した」と本作が作られる意義を強く感じるとともに「受け入れることがどれだけ素晴らしいことか僕は知っている」、だからこそこの映画によって、「子供を受け入られる家族が増えることを願っている」と等身大の言葉で語っている。

映画『ある少年の告白』は、2019年4月19日(金)より全国ロードショー。

映画『ある少年の告白』

2019年4月19日(金)TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー!
出演:ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、グザヴィエ・ドラン、トロイ・シヴァン
監督・脚本:ジョエル・エドガートン
原作:ガラルド・コンリー
音楽:ダニー・ベンジー、サウンダー・ジュリアンズ
撮影:エドゥアルド・グラウ
プロデューサー:ケリー・コハンスキー=ロバーツ(p.g.a.)、スティーヴ・ゴリン(p.g.a.)、ジョエル・エドガートン(p.g.a.)

2018年/アメリカ/115分/原題「BOY ERASED」ユニバーサル作品
配給:ビターズ・エンド/パルコ
http://www.boy-erased.jp/
(C)2018 UNERASED FILM, INC.

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