小坂忠、豪華メンバー参加の『ほうろう』再現ライブが17日放送
Photo by 西岡浩記
武部聡志プロデュースによるコンセプトライブの第2弾<新日本製薬 presents SONGS & FRIENDS 小坂忠「ほうろう」>の模様が、3月17日(日)にWOWOWで放送される。これに先立ち、オフィシャルサイトにて番組のプロモーション映像が公開された。
<SONGS & FRIENDS>は、武部聡志が選ぶ“100年後も聴き続けてほしいアルバム”を、その音楽の遺伝子を受け継ぐアーティストたちが再現するというプレミアムなコンサートシリーズだ。荒井由実の『ひこうき雲』にスポットを当てた第1弾に続いて、2018年11月26日、東京・東京国際フォーラム ホールAにて第2弾公演が開催された。以下、放送を前に到着したオフィシャルレポートをお届けする。
◆ ◆ ◆
今回フィーチャーされたアルバムは、1975年に発売された小坂忠の『ほうろう』。斬新なサウンドと表現力豊かなボーカル、その後の日本の音楽シーンの最前線で活躍するミュージシャンたちが参加しており、発売から40年を過ぎても新鮮に響く名盤と言える。前回公演に引き続き、総合演出は松任谷正隆が担当した。
この日のステージは4部構成になっており、第1部は鬼無宣寿ゴスペルクワイアによる「You Are So Beautiful」、そして小坂の娘・Asiahのボーカルと武部聡志のピアノによる「Unforgettable」からスタートした。1972年に結成された“小坂忠とフォージョーハーフ”のメンバーである松任谷正隆、林立夫、後藤次利、駒沢裕城らが加わるとアルバム『もっともっと』収録の「好きなんだから」などを聴かせ、その頃から交流があった高橋幸宏を呼び込んで「からす」も披露された。
第2部は武部聡志、屋敷豪太、小倉博和、根岸孝旨による武部バンドの演奏で、さかいゆう、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、槇原敬之、Charといった豪華なゲストミュージシャンたちが小坂の楽曲を独自の解釈で表現。サウンドアレンジにそれぞれの個性がしっかりと感じられた。
第3部はアコースティックコーナー。小坂の1stソロアルバム『ありがとう』にスタジオミュージシャンとして参加した荒井由実が登場し、「忠さんのエイプリル・フールを見て、すごいかっこいい!と思った。ロン毛のパンチで、チャイナサンダルを履き潰していて、パンタロンを履いて、ヒッピーでしたね。ベースが細野(晴臣)さんで、ドラムが松本(隆)さんで。洋楽みたいって言い方も変だけど」と、中学生の時に見た小坂の印象や思い出エピソードを披露。その後、小坂とふたりで「みちくさ」を歌唱した。さらにBEGIN、矢野顕子も登場するなど、第3部でも貴重なセッションが見られた。
第4部は松任谷正隆、武部聡志、鈴木茂、林立夫、小原礼によるレジェンドバンドの演奏で、小坂が「流星都市」「氷雨月のスケッチ」を歌い、吉田美奈子を呼び込み「しらけちまうぜ」、尾崎亜美が参加して「機関車」を披露した。最後はアルバム『ほうろう』のプロデューサーを務めた細野晴臣もステージに現れ、「音楽はね、年取っても良くなる。渋くなる。ますます歌、いいですよね。素晴らしい」とトークを展開した後、「ふうらい坊」「ほうろう」にベースで参加。そして、「Jesus Loves Me~Amazing Grace」で本編を締めくくった。
アンコールでは出演者全員が登場し、「ゆうがたラブ」をゲストミュージシャンたちのソロを交えて聴かせる豪華な演出で楽しませてくれた。ラストは武部のピアノ演奏に合わせて、小坂が「You Are So Beautiful」を歌い、この豪華絢爛なステージの幕が下ろされた。
Photo by 中嶌英雄
この公演の模様がWOWOWで3月17日にいよいよ放送される。プロデューサーの武部がMCで「“奇跡”が裏テーマです」と語った通り、レジェンドクラスのミュージシャンたちが一堂に会した一夜限りのスペシャルなステージは全音楽ファン必見だ。
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公式サイト: https://www.wowow.co.jp/s_f/
武部聡志プロデュースによるコンセプトライブの第2弾<新日本製薬 presents SONGS & FRIENDS 小坂忠「ほうろう」>の模様が、3月17日(日)にWOWOWで放送される。これに先立ち、オフィシャルサイトにて番組のプロモーション映像が公開された。
<SONGS & FRIENDS>は、武部聡志が選ぶ“100年後も聴き続けてほしいアルバム”を、その音楽の遺伝子を受け継ぐアーティストたちが再現するというプレミアムなコンサートシリーズだ。荒井由実の『ひこうき雲』にスポットを当てた第1弾に続いて、2018年11月26日、東京・東京国際フォーラム ホールAにて第2弾公演が開催された。以下、放送を前に到着したオフィシャルレポートをお届けする。
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今回フィーチャーされたアルバムは、1975年に発売された小坂忠の『ほうろう』。斬新なサウンドと表現力豊かなボーカル、その後の日本の音楽シーンの最前線で活躍するミュージシャンたちが参加しており、発売から40年を過ぎても新鮮に響く名盤と言える。前回公演に引き続き、総合演出は松任谷正隆が担当した。
この日のステージは4部構成になっており、第1部は鬼無宣寿ゴスペルクワイアによる「You Are So Beautiful」、そして小坂の娘・Asiahのボーカルと武部聡志のピアノによる「Unforgettable」からスタートした。1972年に結成された“小坂忠とフォージョーハーフ”のメンバーである松任谷正隆、林立夫、後藤次利、駒沢裕城らが加わるとアルバム『もっともっと』収録の「好きなんだから」などを聴かせ、その頃から交流があった高橋幸宏を呼び込んで「からす」も披露された。
第2部は武部聡志、屋敷豪太、小倉博和、根岸孝旨による武部バンドの演奏で、さかいゆう、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、槇原敬之、Charといった豪華なゲストミュージシャンたちが小坂の楽曲を独自の解釈で表現。サウンドアレンジにそれぞれの個性がしっかりと感じられた。
第3部はアコースティックコーナー。小坂の1stソロアルバム『ありがとう』にスタジオミュージシャンとして参加した荒井由実が登場し、「忠さんのエイプリル・フールを見て、すごいかっこいい!と思った。ロン毛のパンチで、チャイナサンダルを履き潰していて、パンタロンを履いて、ヒッピーでしたね。ベースが細野(晴臣)さんで、ドラムが松本(隆)さんで。洋楽みたいって言い方も変だけど」と、中学生の時に見た小坂の印象や思い出エピソードを披露。その後、小坂とふたりで「みちくさ」を歌唱した。さらにBEGIN、矢野顕子も登場するなど、第3部でも貴重なセッションが見られた。
第4部は松任谷正隆、武部聡志、鈴木茂、林立夫、小原礼によるレジェンドバンドの演奏で、小坂が「流星都市」「氷雨月のスケッチ」を歌い、吉田美奈子を呼び込み「しらけちまうぜ」、尾崎亜美が参加して「機関車」を披露した。最後はアルバム『ほうろう』のプロデューサーを務めた細野晴臣もステージに現れ、「音楽はね、年取っても良くなる。渋くなる。ますます歌、いいですよね。素晴らしい」とトークを展開した後、「ふうらい坊」「ほうろう」にベースで参加。そして、「Jesus Loves Me~Amazing Grace」で本編を締めくくった。
アンコールでは出演者全員が登場し、「ゆうがたラブ」をゲストミュージシャンたちのソロを交えて聴かせる豪華な演出で楽しませてくれた。ラストは武部のピアノ演奏に合わせて、小坂が「You Are So Beautiful」を歌い、この豪華絢爛なステージの幕が下ろされた。
Photo by 中嶌英雄
この公演の模様がWOWOWで3月17日にいよいよ放送される。プロデューサーの武部がMCで「“奇跡”が裏テーマです」と語った通り、レジェンドクラスのミュージシャンたちが一堂に会した一夜限りのスペシャルなステージは全音楽ファン必見だ。
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『新日本製薬 presents SONGS & FRIENDS 小坂忠「ほうろう」produced by 武部聡志』
公式サイト: https://www.wowow.co.jp/s_f/
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