エイベックス、次世代のデジタルクリエイターを育成
エイベックスが、株式会社MAKEYと株式会社TWHの2社の子会社化を発表した。
◆関連画像
株式会社MAKEYはYouTube開始後約1年でチャンネル登録者数50万人を突破した注目のYouTuber「こばしり。」などが所属し、メイク・コスメのコミュニティメディアサービス「MAKEY」の運営も行う。
株式会社TWHは、SHOWROOM売上ナンバーワンクリエイターでありSHOWROOM AWRD2018優秀賞を獲得した「cocona*」がなどが所属し、ライヴコマースや、VTuber事業も展開している。
さらに世界53カ国でYouTuber Academyコース を開講し、自社で育成したアジア最大級7,000人のインフルエンサーネットワークによる海外プロモーション事業を展開する株式会社Cool Japan TVとの合弁会社「エイベックス&CJTV Influencer 株式会社」を設立。インフルエンサーや動画クリエイターをはじめとしたIPクリエイターを目指すための学びの場を提供する「avex & CJTV Influencer Academy」を開講する。
エイベックスは今後、従来型のアーティスト・コンテンツマネジメントのノウハウをリソースとし、デジタルクリエイターおよびインフルエンサーの発掘と領域拡大を加速させていこととなる。
その背景として、近年「個人クリエイター」のコンテンツが大きな影響力を持ち、マスメディアを介さずに直接的にファンを獲得する「個人のメディア化」の動きが広がっている。今後、通信環境のさらなる高速化等により、インターネット上の動画コンテンツの流通は拡大し、そこで活躍するクリエイターも増加し、多数の人気者が生まれると予測される。
また、YouTuberなどネットで人気を集める「個人クリエイター」がマスメディアに出演したり、主にマスメディアを中心に出演していたタレントがネットに活動の場を広げたりするなど、既にタレントと「個人クリエイター」の垣根はなくなり、消費者もタレントと「個人クリエイター」を区別することなく楽しむようになっている。
このような中、エイベックスは今回の2件のM&AとJV設立を通じて、デジタルクリエイターおよびインフルエンサー領域の人材と体制をより強化するとともに、エイベックスの所有するノウハウや機能を活用することにより、音楽制作や配信、ライヴ、テレビなどのマスメディア出演といった芸能活動のサポートにより「個人クリエイター」の様々な分野への進出を支援し、新しい時代の人気者の創出を促進する。
エイベックス & CJTV Influencer 株式会社 会社概要
設立:2019年2月
資本金:1,000万円
役員:代表取締役会長 赤峰 俊治、 代表取締役社長 酒匂 俊和
オフィス所在地:東京都港区南青山三丁目1番30号 エイベックスビル
事業内容:インフルエンサーアカデミー事業、 インフルエンサーエージェンシー事業等
株式会社MAKEY 会社概要
設立:2014年8月13日
資本金:48,040,000円 (資本準備金含まず)
役員:代表取締役 中村秀樹
オフィス所在地:東京都渋谷区道玄坂1-20-1 大沢ビル4階
事業内容:YouTuber事業、 MAKEYメディア事業
株式会社TWH 会社概要
設立:2013年3月
資本金:250万円
役員:代表取締役 加藤信介
オフィス所在地:東京都新宿区四谷坂町5-1
事業内容:ライヴ配信者マネジメント、ライヴコマース、 VTuber事業、 イベント制作・スタジオレンタル・映像制作、 MD事業等
この記事の関連情報
『【推しの子】』B小町のミニアルバム発売決定
言語聴覚士・介護福祉士の芸人サッチィー、オーラルフレイル予防のに新曲「パタカラ音頭」リリース
『進撃の巨人』オーケストラコンサート、世界20都市以上でのワールドツアー開催決定
台湾のインディー音楽アワード「金音創作賞」、11月2日(土)開催
【コラム】いま聴きたい! 注目の女性アーティスト6選
『【推しの子】』ドラマシリーズ全8話の主題歌アーティスト決定
国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」、2025年5月に開催
渋谷に“やりすぎ”なライブハウス「SHIBUYA FOWS」、2025年春に誕生
キングレコードの新レーベル「HEROIC LINE」、初の主催イベント開催決定