flumpool、FCツアー開幕＋5月シングル発売とツアータイトル発表も

flumpoolが2月28日のZepp Tokyo公演より、ファンクラブツアー＜flumpool FAN MEETING ～FM SAKAI 2019～＞をスタートさせた。山村隆太(Vo)の病気療養による活動休止を経て、結成日の1月13日に地元･大阪 天王寺公園でのゲリラライブで再始動を宣言。正式なライブとしては、活動休止発表直前の2017年12月に行った横浜公演以来となる。

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同公演では全13曲が演奏されたほか、ステージ上にてラジオの公開収録が行われるなど、復活ファンクラブツアーとして密度の濃い幕明け。会場は終始熱気と歓迎ムードに包まれた。ファンクラブツアーは、3月30日のZepp Nagoya公演まで全8公演の規模で開催され、再始動の報告をバンド自ら全国のファンに届けていく。





また、5月22日に4曲収録のシングルがリリースされることが発表となった。初回限定盤DVDには、山村隆太の復活までのドキュメンタリー映像を収録。活動休止から再始動までの舞台裏に迫ったものとなる。シングルのタイトルは後日改めて発表される予定だ。

flumpoolは5月より全国各地をまわるツアーを開催することが発表となっているが、そのタイトルもアナウンスされた。ツアータイトルは＜flumpool 9th tour「⌘⇧Z（Command Shift Z）＞。このタイトルと全国ツアーに関するメンバーコメントを以下にお届けしたい。


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「ツアータイトル＜⌘⇧Z (Command Shift Z)＞とは、flumpoolの曲作りにおいて馴染みのある楽曲制作ソフト、その中で僕らがしばしば使用するショートカットキーの表記です (調べたところ、正式な表記としては「shift ＋ command ＋ Z」であったり、メーカーによってはキーの呼び名も違うなどの問題点もあったのですが、普段自分たちが使う呼称、メンバーの共通言語として、あえてこの表記にしています)。

⌘Zが「undo (元に戻す)」のショートカットであるのに対して、⌘⇧Zは「redo (再びする)」を意味します。要は、進行中のプロジェクトにおいて、１つ戻るコマンド (⌘Z)と、戻った地点から再度進むコマンド (⌘⇧Z)ということになるのです。

デビューしてから10年の活動の上で度々⌘Z (1つ戻る)を選択してきたflumpool。

正直なところ、1つ戻るたび、やはり分岐点めいたものを感じる事もあり、新しい選択肢が見え隠れするものですが、それでも尚、それまでいた場所を再度見据えredoするという決断には「ただ進む」以上の“エネルギー”やら“光”といった類いの、なにか前向きなものが溢れていることは紛れも無い事実です。

今回ありがたい事に、復帰後初の全国ホールツアーを開催できることになり、ツアータイトルを決めるにあたり、メンバー一同悩み抜いた結果、この一見無機質な記号のようなタイトルに今の想いを託す事になりました。

音楽という僕らの共通言語の中に、秘めたる現在のflumpoolの熱量を、是非とも直接肌で感じてもらえれば幸いです。ツアーでお待ちしております」

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