中国の放送局、ラミ・マレックのアカデミー受賞スピーチの一部を修正

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中国のMango TVは、日曜日(2月24日)に開催された第91回アカデミー賞で主演男優賞を受賞したラミ・マレックのスピーチの一部を修正し放送したそうだ。

◆『ボヘミアン・ラプソディ』関連画像

マレックは、受賞スピーチの中で「僕たちは、臆すことなく自分の人生を生き抜いた、ゲイで移民の男性の映画を作りました」と話したが、BBCによると、Mango TVは“ゲイ(gay man)”の部分を“特別なグループ”と訳し、放送したという。

同局は昨年、<ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト>を放送した際にも会場で見られたLGBTの尊厳と社会運動を象徴するレインボーの旗にぼかしを入れ、批判された。

今回の正確ではない訳にも、中国および海外から批判の声が上がっている。Mango TVは現時点、これら反響にコメントしていない。

ラミ・マレックは、クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じ、自身初のアカデミー賞候補となり、見事、主演男優賞を受賞した。彼はフレディ役でBAFTA(英国アカデミー賞)、ゴールデン・グローブ賞も獲得している。



Ako Suzuki
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