【イベントレポート】菅田将暉「10年が詰まった本です」
ミュージシャンとしても活動する菅田将暉が、俳優生活10周年を記念したアニバーサリーブック『誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを 見ていた者が 繕った何かは いつの日か愛するものが造った何かのようだった。』を本日2月21日に発売。同書の発売記念会見が都内にて行なわれた。
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同書には太賀、二階堂ふみ、山田孝之、小栗旬に加え、服飾パタンナーやデザイナー、フォトグラファーといった面々からなり菅田も加わっているクリエイティブチーム・LINIE(よみ:リーニエ)が参加。かけがえのない仲間たちが、「撮」「遊」「作」「描」「語」というそれぞれの企画で菅田の魅力を切り取ったパートのほか、菅田のロングインタビュー、各パートのメイキング風景などを収録した約75分におよぶDVDも付属した豪華な1冊に仕上がっている。
全55文字という、とても長いタイトルをつけた理由は「この10年を一言で表わせっていう方が無理」だと思ったからだそう。家族や地元の友人に会うと、上京してから10年が経つことを実感して月日の流れを感じると言い、映画やドラマ、舞台、音楽など、これまでに経験してきた様々な活動について「感覚的にはちょっとずつ上がっているような、エレベーターでドーンでもなく、一歩一歩階段を歩んでこれたかなって感じがします」と振り返った。
5組の参加者については、「わりと即決に近かったかもしれないですね」とコメント。太賀と二階堂ふみに関しては「同世代でもあり、そして唯一、一緒にものづくりを共有できる人たちで、ほかにそういう友達っていないんですよ。公私共にっていう意味で」、先輩である山田孝之と小栗旬に関しては「話をする人で僕が1番お世話になった、そして尊敬している先輩が小栗さん、山田さんだった」とオファーの理由を語った。
また、同書でのLINIEメンバーのパート「作」では衣装、ヘアメイク、カメラマンに至るまでがすべて彼らのディレクションで行なわれ、菅田はその“スタイル”を表現する“モデル”として参加している。これまでテレビなどでも紹介されてきたが、もちろん菅田自身も服作りを行なっており、菅田にとっての服作りは「疲れた日にお酒を飲んでリフレッシュすること」と同じ感覚だそうだ。仕事のことをグルグルと考えてしまうときの息抜きになっていると言い、「きれいな襟とかを縫っているときは忘れられるというか。だから好きなんですよね」と明かした。
▲襟を縫う仕草
▲アニバーサリーブック内で着用している洋服
▲アニバーサリーブック内で着用している洋服
インタビュアーから「今後どんな10年にしていきたいか」と聞かれると「お芝居はできる限り続けたいなって思いますけど、明日どうなるかわからない人間なんで、緊張感を持ちつつもちゃんと的確に作品を作っていければそれ以上はないです」と回答。「結婚は?」と質問が飛ぶと「結婚もしたいですけどね」と言いつつ、予定は「今のところは無い」とのことだ。
そして最後に「10年が詰まった本です。詰められてないところもいっぱいありますけど、きっと手にとってくださった方はどっかはまるところがある本だと思いますので、もし僕に興味がある方はぜひ読んでください」と締めくくり会見が終了した。
なお、本日2月21日は菅田の26歳の誕生日当日にあたる。お誕生日おめでとうございます。
菅田将暉アニバーサリーブック『誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを 見ていた者が 繕った何かは いつの日か愛するものが造った何かのようだった。』
▲通常版表紙(撮影:太賀)
▲限定版ケース
2019年2月21日(木)発売
■限定版
¥5,000(税込)
B5判BOOK(160頁)・DVD付/特製ジグソーパズル/特製コースター/ブックケース入り
ISBN 978-4-8470-8186-6
■通常版
¥3,024(税込)
B5判BOOK(160頁)・DVD付
ISBN 978-4-8470-8187-3