『NHK紅白』ゲスト審査員に阿部サダヲ、安藤サクラ、小平奈緒、長谷部誠、野村萬斎ら

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2018年12月31日に放送される『第69回NHK紅白歌合戦』のゲスト審査員が発表されている。

◆ゲスト審査員 画像

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、今年も“夢を歌おう”を番組テーマに掲げて放送される『紅白歌合戦』。ゲストとして紅白勝敗の審査を行うのは、阿部サダヲ、安藤サクラ、池江璃花子、小平奈緒、佐藤健、出川哲朗、永野芽郁、中村勘九郎、夏井いつき、野村萬斎、長谷部誠の11名だ。

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阿部 サダヲ(あべ さだを)
1970年生まれ、千葉県出身。俳優。1992年より「大人計画」に参加。コメディーからシリアスな役まで幅広く演じられる演技派として活躍。2007年『舞妓Haaaan!!!』で映画初主演。日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞。2017年の『彼女がその名を知らない鳥たち』ではブルーリボン賞主演男優賞を受賞した。パンクコントバンド「グループ魂」では“破壊”の名前でボーカルを担当、2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』に出場した。2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』では、“オリンピックを呼んだ男”田畑政治を演じる。

安藤 サクラ(あんどう さくら)
1986年生まれ、東京都出身。俳優。2007年の映画『風の外側』で本格的に俳優デビュー。以降、映画を中心にテレビ、舞台と活躍の場を広げ、その変幻自在な演技力が高い評価を受ける。2014年の映画『百円の恋』で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。2018年の映画『万引き家族』での好演は国内のみならず海外でも絶賛され、同作は、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した。現在放送中の連続テレビ小説『まんぷく』でヒロイン・立花福子を演じている。

池江 璃花子(いけえ りかこ)
2000年生まれ、東京都出身。競泳選手。淑徳巣鴨高校3年。ルネサンス所属。専門は自由形とバタフライ。個人種目だけで5つの日本記録を持つ。2016年 高校1年生で挑んだリオデジャネイロオリンピックでは、日本選手最多の7種目に出場。女子100mバタフライでは予選、準決勝、決勝といずれも日本新記録をマークし、5位入賞を果たした。2018年のパンパシフィック選手権では女子100mバタフライで優勝。主要国際大会初の金メダルを獲得。同年のジャカルタアジア大会では、日本選手初となる1大会6冠を達成し、大会MVPに輝いた。

小平 奈緒(こだいら なお)
1986年生まれ、長野県出身。スピードスケート選手。相澤病院所属。2001年 中学2年の時に全日本ジュニアのスプリント部門で総合優勝。史上初の中学生王者に輝く。2010年のバンクーバーオリンピックでは、1000mと1500mで5位入賞。女子団体パシュートでは、日本女子スピードスケート界初となる銀メダルを獲得した。2017年 世界スプリント選手権で、日本女子初となる総合優勝。2017年 ワールドカップ・ソルトレークシティー大会では、1000mで世界新記録をマークして優勝。2018年の平昌オリンピックには、日本選手団の主将として挑み、女子500mでオリンピック新記録をマークして優勝。2018年 春の褒章で紫綬褒章を受章。

佐藤 健(さとう たける)
1989年生まれ、埼玉県出身。俳優。2007年 『仮面ライダー電王』でテレビドラマ初主演。2010年 大河ドラマ『龍馬伝』に岡田以蔵役で出演。2016年 ドラマ『天皇の料理番』の演技により、第24回橋田賞、第42回放送文化基金賞・演技賞を受賞。映画界での活躍も目覚ましく、『るろうに剣心』シリーズ、『何者』『亜人』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『億男』などの話題作に続々主演。派手なアクションから陰のある二枚目まで巧みにこなす若手実力派として活躍中。2018年の連続テレビ小説『半分、青い。』では、ヒロイン・鈴愛の幼なじみ萩尾律を演じた。

出川 哲朗(でがわ てつろう)
1964年生まれ、神奈川県出身。タレント。1987年 専門学校の同期生だった内村光良、南原清隆、入江雅人らと『劇団SHA・LA・LA』を旗揚げ。90年代に入り、テレビタレントとしての活動を開始。バラエティー番組のロケ企画などにおける秀逸なリアクションで人気を獲得する。2011年より3年間放送したEテレ『大!天才てれびくん』では司会を務めた。2018年のテレビCM起用社数は男性タレントで最多の14社。老若男女から愛される唯一無二の「リアクション芸人」として活躍を続けている。2019年1月5日 総合テレビ『メガ実験バラエティー すごいよ!出川さん』に出演する。

永野 芽郁(ながの めい)
1999年生まれ、東京都出身。俳優。2009年 映画デビュー。2015年 映画『俺物語!!』でオーディションを勝ち抜き、ヒロイン・大和凜子役に抜擢、2016年 『こえ恋』でテレビドラマ初主演。2017年 映画初主演となった『ひるなかの流星』を始め、『帝一の國』『ミックス。』などの話題映画に出演。2018年の連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロイン楡野鈴愛を演じた。

中村 勘九郎 (なかむら かんくろう)
1981年生まれ、東京都出身。歌舞伎俳優。十八代目中村勘三郎の長男。1987年 二代目中村勘太郎を名乗り初舞台を踏む。以降、弟の七之助とともにコクーン歌舞伎や平成中村座に参加、歌舞伎界に新風を吹き込んできた。また2004年の大河ドラマ「新選組!」、2009年の映画「禅 ZEN」など映像作品にも数多く出演。2012年 六代目中村勘九郎を襲名。同年、松尾芸能賞新人賞受賞。2013年 読売演劇大賞最優秀男優賞受賞。2019年 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』では、“オリンピックに初参加した男”金栗四三を演じる。

夏井 いつき (なつい いつき)
1957年生まれ、愛媛県出身。俳人。中学校の国語教諭として8年間教鞭べんをとった後、俳人へ転身。 1994年 第8回俳壇賞受賞。俳句集団「いつき組」組長として、創作活動に加え、俳句の授業「句会ライブ」や「俳句甲子園」の創設に携わる。2013年よりバラエティー番組『プレバト!!』内の俳句コーナーに出演、俳句ブームを起こす。2016年よりEテレ『NHK俳句』『俳句王国が行く』などに出演。2018年 第44回放送文化基金賞を受賞。

野村 萬斎 (のむら まんさい)
1966年生まれ、東京都出身。狂言師。3歳より祖父・故六世野村万蔵、父・万作に師事し、1970年 『靱猿』で初舞台。1987年より「狂言ござる乃座」を主宰、年2回ペースで公演を続けると同時に、新作狂言の演出・脚色も手がける。1997年 連続テレビ小説 『あぐり』で、ヒロイン「あぐり」の夫、望月エイスケ役を演じる。2001年 映画『陰陽師』の安倍晴明役で映画初主演。2003年よりEテレの 『にほんごであそぼ』にレギュラー出演。2018年 東京2020オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式4式の演出を統括するチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターへの就任が発表された。

長谷部 誠 (はせべ まこと)
1984年生まれ、静岡県出身。プロサッカー選手。ポジションは、ミッドフィールダー、ディフェンダー。2002年 高校卒業と同時に浦和レッドダイヤモンズに加入。2004年 Jリーグ・ベストイレブンに選出。2008年 ドイツ1部リーグのヴォルフスブルクに移籍。その後、ニュルンベルクを経て、2014年よりフランクフルト所属。2010年のFIFAワールドカップ・南アフリカ大会から三大会連続で日本代表のキャプテンを務め、監督、チームメイトから信頼され、ファンから愛されるキャプテンとしてチームを牽けん引した。2018年 FIFAワールドカップ・ロシア大会を最後に日本代表から引退することを表明。

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なお『第69回NHK紅白歌合戦』の審査には、テレビの前の視聴者も“視聴者審査員”として参加可能。総合テレビのデータ放送からリモコンのボタンひとつで、紅組または白組に一票を投じることができる。審査方法や投票方法の詳細はオフィシャルサイトでご確認を。

『第69回NHK紅白歌合戦』

NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1
2018年12月31日(月)19:15~23:45
※中断ニュースあり

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