【ライブレポート】あいみょん、「来年はみんなに感謝を返したいです」
あいみょんが、昨晩12月17日に<AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY->のファイナル公演をZepp Tokyoにて開催した。オフィシャルから届いたライブレポートを掲載する。
◆あいみょん ライブ写真
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12月17日、あいみょんが<AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY->のツアーファイナルを東京・Zepp Tokyoで開催した。あいみょんにとって過去最大規模となる今回のツアーは、10都市11公演が即日ソールドアウト。年末には「NHK紅白歌合戦」への初出場も控える中、アンコール含め全21曲を熱唱し、会場を埋め尽くしたオーディエンスを魅了した。
バンドメンバーと共にあいみょんがステージに登場し、大歓声が送られる中、ライブは「満月の夜なら」からスタート。「東京ファイナル! よろしくお願いします!」と叫ぶと、軽快なカントリー調の人気曲「ふたりの世界」では〈まだ眠たくないのセックス〉という歌詞でコール&レスポンスをし、「ジェニファー」では凛とした歌声でボーカリストとしての魅力を伝えていく。
「本日ファイナルです。最後の最後、全力を出し切って終わらせたいと思います」と話すと、「あいみょん」の名付け親である大事な友人に贈った「○○ちゃん」、あいみょん流の応援歌「プレゼント」を続けて演奏。「みなさん、元気ですか?」と呼びかけて始まったアップテンポの「RING DING」ではステージ前方まで出て行ってオーディエンスを煽り、ドラマ主題歌として、人気をさらに後押しした「今夜このまま」では、会場中が手拍子で包まれた。
ここでバンドメンバーが一度ステージから下りると、アコギ一本の弾き語りで「風のささやき」を歌い、シンガーソングライターとしての真骨頂を見せつける。続くMCでは、ツアー中に太陽の塔を見学したことを話し、以前から「いつか太陽の塔の下で歌いたい」という目標を掲げていることを伝えると、「実現したら、また今日みたいに集まってください」と、トーキングブルース調の「tower of the sun」をハーモニカを吹きながら披露した。
あいみょんらしいフォーキーな男目線ラブソング「君がいない夜を越えられやしない」、オルガンのイントロに導かれて始まった「青春と青春と青春」に続いては、バンドメンバーとともにツアーを振り返り、各地でやってきたという「ご当地クイズ」を、この日は「時事ネタクイズ」として開催。紅白話も交え、アットホームな雰囲気のまま「あなたのために」が演奏されると、続いては一転、マイナー調の「マトリョーシカ」へ。印象的なピアノのイントロから始まる「生きていたんだよな」では赤を基調とした照明の演出も加わり、シリアスな顔も覗かせた。
「新曲のミュージックビデオの撮影をします」と伝えられ、会場中がざわつく中で始まったのは疾走感のあるパンクナンバー「夢追いベンガル」。ここまでで一番の盛り上がりを見せると、後半ではあいみょんがハンドマイクで熱唱し、さらなる熱狂が生まれる。「ここから休みなく進みます!」と始まった「愛を伝えたいだとか」では一転、客席がダンスフロアに様変わり。オーディエンスの大合唱が印象的だった「君はロックを聴かない」に続いて、イントロから手拍子が巻き起こった「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」ではバンドメンバーとともにテンション高いパフォーマンスを披露し、場内はますますヒートアップ。この曲調の幅広さも、あいみょんならではだ。
「太陽の塔を観に行ったら、周りに見覚えのある花がたくさん咲いてて、運命だと思いました。今年はマリーゴールドという花がいろんなものを運んできてくれたので、最後はその曲で終わろうと思います」と話すと、「マリーゴールド」を大事に歌い上げて、本編が終了した。
自然と巻き起こった「あいみょんコール」に応える形で再びステージに姿を現すと、映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』に提供し、吉岡里帆演じるストリートミュージシャン・ふうかが歌った主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」を、映画さながらの熱量でセルフカバー。最後のMCでは「2018年はいろんなことがあり過ぎたので、来年はみんなに感謝を返したいです」と話し、涙で言葉が詰まる場面も。「言いたいことまとまらないけど、みんなのことが大好きだっていうことは言いたいです。自分の音楽生活に絶望は見えへんって自覚しました。出会ってくれてありがとうございました。とてもいい夜でした」と感謝を伝え、この夜の締め括りとして「GOOD NIGHT BABY」が演奏された。
最後に一人ステージに残ったあいみょんが「お知らせがあります」と告げると、2月13日にニューアルバムをリリースすること、さらに、2月18日に初の日本武道館での弾き語りワンマンが決定したことを発表。悲鳴のような大歓声に再びあいみょんが涙ぐみ、感動的な瞬間となった。「初めての武道館は弾き語りでやりたかったんで、嬉しいです」という力強い言葉を残して、2018年の集大成となるツアーファイナルが幕を閉じた。
文◎金子厚武
撮影◎永峰拓也
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■2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』
WPCL-12996 ¥3,024(税込)※スリーブケース仕様
01. 満月の夜なら
02. マリーゴールド (Google アプリ CMソング)
03. ら、のはなし (映画『あした世界が終わるとしても』挿入歌)
04. 二人だけの国
05. プレゼント (フジテレビ系『めざましどようび』テーマソング)
06. ひかりもの
07. 恋をしたから
08. 夢追いベンガル
09. 今夜このまま (日本テレビ系水曜ドラマ『獣になれない私たち』主題歌)
10. あした世界が終わるとしても (映画『あした世界が終わるとしても』主題歌)
11. GOOD NIGHT BABY
12. from 四階の角部屋
■あいみょんonline store限定盤
CD「瞬間的シックスセンス」+「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」フォトブック付セット
¥6,524
■HMV・Loppi限定盤
CD「瞬間的シックスセンス」+オリジナルTシャツ(SIZE:M/L)付セット
¥6,524
■<AIMYON BUDOKAN -1995->
18:00/19:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com/
チケット料金
指定席 ¥5,940(税込)
[チケット発売日]
2019年1月19日(土)10:00より各プレイガイドにて販売
[年齢制限]
未就学児童入場不可
[先行予約情報]
FC先行予約 2018年12月18日(火)12:00〜25日(火)23:59