クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』、世界での興行収入5億ドル突破
クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』の全世界興行収入が5億ドル(約567億円)を突破した。現時点で5億3,900万ドル以上をマークしている。
◆『ボヘミアン・ラプソディ』画像
アメリカでの興行収入は1億6,400万ドルを超え、N.W.Aの『Straight Outta Compton』(1億6,119万ドル)を抜き、ミュージック・バイオグラフィ映画としては最大のヒット作になった。世界的にはひと足早くその座を射止めていた。
『Box Office Mojo』によると、1978年以降、アメリカでヒットしたミュージシャンのバイオグラフィ映画のトップ10は、以下のようになる。
1.『ボヘミアン・ラプソディ』 クイーン 1億6,442万ドル
2.『Straight Outta Compton』 N.W.A 1億6,119万ドル
3.『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』 ジョニー・キャッシュ 1億1,951万ドル
4.『I Can Only Imagine』 MercyMe 8,348万ドル
5.『Ray/レイ』 レイ・チャールズ 7,533万ドル
6.『歌え! ロレッタ愛のために』 ロレッタ・リン 6,718万ドル
7.『ラ☆バンバ』 リッチー・ヴァレンス 5.421万ドル
8.『アマデウス』 モーツァルト 5,197万ドル
9.『ジャージー・ボーイズ』 フォー・シーズンズ 4,704万ドル
10.『All Eyez On Me』 2パック 4,492万ドル
『ボヘミアン・ラプソディ』はいまだ全世界のボックスオフィス・チャートを賑わしており、この後、フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがアカデミー賞にノミネートされたり、受賞したら、数字はさらに伸びるだろうと考えられている。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
クイーン『伝説の証 - ロック・モントリオール1981』、5月10日に発売決定
【ライブレポート】クイーン+アダム・ランバートのライブに見る、歴史と現在の先にあるもの
【ライブレポート】クイーン+アダム・ランバートによる壮大なロック美学
クイーンのトリビュートバンド・GOD SAVE THE QUEEN、5月にジャパンツアー
GLAY、クイーンのドームツアー札幌公演にスペシャルゲストで出演決定
トニー・アイオミとブライアン・メイ、「Paranoid」をジャム
『第74回NHK紅白歌合戦』曲目が決定
ポール・ロジャース「フレディ・マーキュリーの代わり、簡単ではなかった」
ブライアン・メイ、フレディ・マーキュリーの遺品オークション「悲し過ぎて見られない」