平井堅、“半分に遮られた世界”に佇む「half of me」MV公開

平井堅のミュージックビデオ「half of me」のショートバージョンがYouTubeにて公開されている。

◆平井堅 MV、画像

「half of me」は、2009年7月のコンセプト・アコースティックライブ＜Ken‘s Bar＞で初めて披露され、これまでライブに訪れるファンだけに届けられてきた楽曲だ。10月にスタートしたフジテレビ木曜劇場『黄昏流星群～人生折り返し、恋をした～』の主題歌に起用されており、11月28日には通算45枚目のシングルとしてリリースされることが決定している。

▲ニューシングル「half of me」


平井堅が「生きると言う事は空白の半分を、欠損の半分を探す旅なのかもしれない。そんな思いを書きました」と語る楽曲の世界観とリンクするように、ミュージックビデオは画面の半分を占める壁や扉、殺風景な部屋など、どこか寂寥感が漂う映像に。平井堅は「半分に遮られた世界を堪能していただければ…。」とコメントを寄せ、田辺秀伸監督も「何か大事なものを失い、自分が半分欠けたような感覚を演出するために画面の半分を部屋の壁やドアなどの空白で形成しました。そのアングルからは、一人寂しく佇む平井さんの姿を覗いているような感覚が感じとれると思います。また、ガランとした部屋を見渡す本人の主観映像は雑多ではあるが、どこか寂しい心の中を表しています」と作品に込められた思いを語っている。



なお、CDパッケージの初回限定盤に付属する特典DVDには、同ビデオのフルバージョンがメイキング映像と共に収録される。