ローランドからデザイン&サウンドをカスタマイズできるショルダー型キーボード「AX-Edge」
ギタリストのようにステージで自由に動きながら演奏できるショルダーキーボード「AX-Edge」がローランドより登場。9月15日に発売される。
プロ仕様の音源を内蔵した49鍵ショルダー型キーボード「AXシリーズ」が9年ぶりにリニューアル。「AX-Edge」は、ライブ・ステージで注目を集めたいキーボード奏者のニーズを反映し、ステージで際立つようエッジを効かせたデザイン、バンド演奏で際立つ存在感のあるサウンド、ショルダー型キーボードならではの演奏性を徹底的に追求したモデルとなっている。
ステージ・キーボードとして本格的な500音色以上のサウンドのほか、バンド演奏の中でも存在感を発揮する個性的なサウンドを多数内蔵。「トーン・リメイン機能」により、ライブ演奏中でも音切れなくスムーズに音色切り替えができ、演奏に集中できるのもポイントだ。
演奏表現の幅を広げるさまざまなコントロール機能も搭載。音をなめらかに変化させる「ポルタメント」や、弾いた音を持続させる「ホールド」のほか、指を左右にスライドさせてピッチ(音程)や音色を変化させる感圧式の「リボン・コントローラー」、思いのままにビブラートをかけられる「モジュレーション・バー」などを用意。必要な機能はネック部分の7つのボタンに自由に割り当て可能。ソフトウェア・シンセサイザーや外部MIDI音源をコントロールするマスター・キーボードとしても活躍してくれる。
▲ネック部にはオクターブ・シフトやプログラムチェンジのボタン、リボン・コントローラー、マスターボリューム、パラメーターを自由にアサインできるコントロール・ノブなどさまざまなコントロラーを配置。裏面にもポルタメント、ホールド、ユニゾンのボタンを用意する。
暗いステージ上でも見やすい2つのディスプレイを搭載。手元で選んだ音色番号などを確認しながらの演奏できる。さらに「ボコーダー機能」も内蔵、ユニークなバッキングコーラスやロボットボイスが出せるのも見逃せない。また、スマホアプリを使えば、ワイヤレスでサウンドもカンタンにカスタマイズ可能。無料アプリ「AX-Edge Editor」は、iOS/Androidに対応。Bluetooth MIDI機能により、スマホからサウンド設定を変更できる。
▲付属のエッジ・ブレードを交換してデザインをカスタマイズ。ブラック・モデルにはシルバー、ホワイト・モデルにはゴールドのエッジ・ブレードが付属する。
そして、デザインも大きな魅力。すべての鍵盤を黒にしたクールなブラック・モデルと、スタイリッシュなホワイト・モデルの2色をラインナップ。トップパネルを縁取るエッジ部分を交換できる予備のパネル=「エッジ・ブレード」を1枚付属しているので、オリジナル・デザインにカスタマイズすることも可能。ライブのイメージや気分にあわせて付け替えたり、好みのカラーに塗装したり、ステッカーを貼ったり、自分だけのデザインを楽しもう。
本体は4.2kgと軽量で、付属のACアダプター使用のほか、電池駆動にも対応。充電式ニッケル水素電池単3×8本で約4時間使用できる(マンガン乾電池、アルカリ乾電池は使用不可)。電源ケーブルを気にせずステージを駆け回りながらパフォーマンスが可能だ。
接続端子はMIDI IN/OUT、PHONES端子(ステレオ標準)、OUTPUT端子(L/MONO、R、標準タイプ)、MIC INPUT端子(標準タイプ)、PEDAL端子、USB MEMORY端子、USB COMPUTER端子(USB MIDI対応)、DC IN端子。外形寸法は、1252×291×85(W×D×H)mm、重量は4.2 kg(ACアダプター、電池を除く)。
製品情報
価格:オープン(市場想定売価 108,000円前後 税込)
発売日:2018年9月15日
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