サウンド・ホールに取り付けるアコギ専用チューナーがモデルチェンジ、「Rimpitch-C2」登場

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アコースティックギターのサウンド・ホールの内側に取り付けて使用するチューナーの最新モデル「Rimpitch-C2」が登場。コルグより11月中旬に発売される。

「Rimpitch-C2」は、スリムでコンパクトなので目立たずセット可能。演奏の合間にさり気なく自然な目線でチューニング・メーターを確認することができるのもポイントだ。


▲新モデルでは音名表示は左右に分割、中央にメーターを配置、より直感的で見やすくなった。


▲ラバーがサウンドボードの表側/裏側の双方からしっかりと密着。外側に見える部分は前モデルのナチュラル系からより目立ちにくい黒に変更。

ボディにピエゾ・ピックアップが近接する独自の構造ですばやく、正確な音の検出が可能。直径100mm(±3mm以内)の円形のサウンド・ホールに取り付けでき、さまざまなアコースティック・ギターにフィット。表側/裏側の双方がからラバーがしっかりと密着し、正確なチューニングを実現している。

前モデルから大きく変更されたのがLED表示。音名はディスプレイの左右にバランスよく配置。LEDメーターはディスプレイ全体に表示され、光の強弱により針の動きを繊細に表現する。チューニングがぴったり合うと左右のLEDがピピッと点滅、ジャスト・チューニングがひと目でわかる。暗いステージでも対応できる優れた視認性を備える。電源ON/OFF時にはメーターが美しく光るので、操作ミスも防ぐことができそうだ。

チューナーブはクロマチック・チューニングを採用し、あらゆるスケール/キーでのチューニングに対応。測定範囲はギターに必要なE2(82.41Hz)~E7(2637.02Hz)をカバー。さまざまなコンサート・ピッチに対応するキャリブレーション機能も搭載し、基準値は438~445Hz まで設定できる。

機能性に優れたデザインも魅力の一つ。電池容量がなくなるとディスプレイの音名表示が点滅し、電池交換時期がひと目でわかる。スライド式の電池蓋には開閉用のボタンを付け、うっかり電池蓋が開いてしまうことを防いだ。電池蓋は本体部分を一体化した設計で、電池交換の際に紛失する心配がないのもうれしい。電池はCR1620型リチウム電池(3V)×1個を使用。電池寿命は連続動作時で約36時間。電源が入ったまま音の入力がない状態が約3分間続くと自動的に電源が切れるオート・パワー・オフ機能も備える。

製品情報

◆Rimpitch-C2
価格:3,000円(税別)
発売日:2018年11月中旬
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