アルド・ノヴァ、21年ぶりにアルバムを発表
カナダ人のギタリスト+ソングライター/プロデューサーのアルド・ノヴァが、この秋、ニュー・アルバム『2.0』をリリースする。1997年に発表したインストゥルメンタル作品『Nova’s Dream』以来のアルバムとなる。
◆アルド・ノヴァ画像、動画
『2.0』では、ファースト『Aldo Nova』(1982年)に収録された「Fantasy」「Ball And Chain」「Heart To Heart」「It’s Too Late」「Can’t Stop Lovin’ You」「Foolin’ Yourself」をリワークしたほか、元々はルー・グラムのために作った新曲「I’m A Survivor」を収録しているという。
長い間、プロデューサーやソングライターとして活動し、表舞台から遠ざかっていたノヴァは、「僕はゴーストみたいだった。常に背景にいるのに前には出てこなかった。ほかのアーティストにやらせよう。それが僕のプランだった」「60歳になったとき(2016年)、ページをめくろうって自分に言い聞かせたんだ」とコメントしている。
また、デビュー・アルバムの35周年を祝うのに、単にリマスター/リイッシューするのではなく、「22世紀に蘇らせたい」と考えたそうだ。
アルド・ノヴァは1982~1997年の間に5枚のスタジオ・アルバムを発表。セリーヌ・ディオン、ジョン・ボン・ジョヴィ、フェイス・ヒルらの楽曲を作曲/プロデュースし、彼がプロデュースしたセリーヌ・ディオンのアルバム『Falling Into You』(1996年)はグラミー賞最優秀アルバムに輝いた。
アルド・ノヴァの新作『2.0』は10月19日にリリースされる。
Ako Suzuki