ゆず、33万人動員のアリーナツアー完走

ゆずが、8月22日（水）に大阪城ホールにてアリーナツアー＜YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL II 〜Great Voyage〜＞の最終公演を開催した。

◆ゆず 画像

同ツアーは、4月4日（水）にリリースされロングヒット中のオリジナルアルバム『BIG YELL』を引っさげて行われたもので、7月29日（日）の宮城公演までを＜YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL＞、8月の追加公演を＜YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL Ⅱ〜Great Voyage〜＞と題して、全国10カ所31公演を開催、約33万人を動員した。なお、7月7日（土）、8日（日）開催の広島・グリーンアリーナ公演は、西日本豪雨の影響で公演中止となっている。

この日開催されたライブでも、アルバムジャケットに描かれている“BIGYELL号”が具現化し、ステージ上に鎮座した。パフォーマー扮する船員たちが所狭しとステージ上を動き回りながら、船は演出によって開閉、「TETOTE」、「アゲイン2」では、ゆずのふたりが船のデッキに立ち、航海の始まりを告げるかのように船上からパフォーマンスを行った。


近年のヒット曲「タッタ」、「カナリア」など最新アルバム楽曲を中心にしながらも「真夏の太陽」、「境界線」などといった初期作品に収録された楽曲も演奏された。

また、ライブ中盤には“ダンス”、“タオル”などテーマ別にアップテンポナンバーをたたみかけるメドレーコーナー＜青白歌合戦＞も展開され、コーナーの締めくくりには、ゆずが2017年の『第68回NHK紅白歌合戦』の“大トリ”で歌唱した「栄光の架橋」をファンと大合唱した。


さらに、ツアー中にリリースされた新曲「公園通り」、「マスカット」の2曲も披露され、アンコールでは2018人の新メンバーを募集し話題を集め、西日本豪雨への復興支援として弾き語りバージョンを急きょ配信した「うたエール」で大団円を迎えた。集まった約10000人の観客と、歌でエールの交換が行われた一夜となった。