ヴァイオリニスト大平まゆみ、三都市でリサイタル

仙台市出身で、札幌交響楽団コンサートマスターを務める大平まゆみのファミリーディナーコンサートが、8月8日に北海道・札幌市で行われた。

大平まゆみは、1998年に札幌交響楽団コンサートマスターに就任し、札幌市に移住。2009年にはさっぽろホワイトイルミネーションミュージックアンバサダーに任命されるなど、北海道を拠点に音楽を通した文化啓蒙活動に励んでいる。

この日に行われたファミリーディナーコンサートは、北海道内にある本、音楽、文具、飲食の全国最大規模の複合店「コーチャンフォー」新川通り店内にあるレストランを活用し行われ、約80人が集合することとなった。


夏休みの子供とともに来場したクラシック音楽愛好家は、「トップクラスの演奏をこんなに近い距離で楽しむことができて良かったです。それと堅苦しさがないから、子供も連れてきやすかったです」と語った。

「音でみて感じることができるのが、クラシック音楽の世界。今回は、クラシック音楽が表現している感情や情景を、誰もが想像しやすいようにお話をしながら聴いていただけるような曲構成としました。また、夏休み企画のため、小さな子供でも聴いたことがある曲も織り交ぜているのも特徴です」──大平まゆみ

8月からは、札幌、旭川、仙台の三都市でヴァイオリンリサイタル公演が予定されている。




◆大平まゆみオフィシャルサイト