マルチエフェクト/アンプモデラーを最大限に活用できるフルレンジ・フラットレスポンスのパワードキャビネット「FRFR-112」
HeadRushから、さまざまなマルチエフェクト、アンプモデラーと併用するためにデザインされたフルレンジ・フラットレスポンスのパワードキャビネット「FRFR-112」が登場した。
「FRFR-112」は、HeadRushペダルボードやその他さまざまなエフェクト、アンプモデラーと併用するためにデザインされたパワードキャビネット。今までマルチエフェクトやアンプモデラー単独では到達できなかった、リアルなアンプ・エフェクトのサウンドを、自宅でもライブ会場でも忠実に再現する。アナログの温かみとデジタルの利便性が融合し、これまでにない新しいサウンドのサウンドを作り出すことが可能だ。
本体には12インチ2wayスピーカー、独立ボリューム、コンツアーEQ、軽量ポールマウント・キャビネット、XLR/TRSコンボ入力を搭載。細かくチューニングされたシミュレーター専用キャビネットは、原音に忠実でかつ音圧が高く、ギタリスト、ベーシストが意図する音の質感までも正確に出力可能。これにより、エフェクト/シミュレーターの本来のポテンシャルを引き出し、デザインされたサウンドをステージで再現する。巧妙にボイシングされた12インチウーファーと高域コンプレッションドライバーの融合により、全周波数レンジにおいて色付けのされない緻密なフル・レスポンスで出力可能。さらに、使いやすい位置にあるコンツアーEQスイッチを使って、ステージ・ミックスの濁りをカットする。
最大出力は2000Wのハイパワー仕様。クリアでメリハリのあるサウンドを生み出す。XLR出力も備え、ミックスをライブPAミキサーへ立ち上げたり、返し用の別の「FRFR-112」へ出力することも可能。返しのモニターとして使用する場合でも、メイン・アンプとして使用する場合でも、どちらにも適したセットアップが行える。
ステージ本番やリハーサルでも、多様な接続オプションが手間を省いてくれるのも特徴の一つ。 2つの信号源をそれぞれ増幅してミキシングするXLR/TRS 1/4インチコンボ入力があり、それぞれにボリューム・コントロールとクリップ・インジケータを用意。また、グラウンドリフト・スイッチを使用して、グラウンドの問題で発生するノイズをカットし、高品質な音を再生する。
▲背面とコネクタブの拡大写真(右)。2つのXLR/TRSコンボジャック入力と個別のボリューム、XLR出力、電源やEQスイッチを配置。本体サイズは605×354×350(H×W×D)mm、重量は16.27kg。
製品情報
価格:オープン(市場予想価格 49,800円 税込)
発売日:2018年8月13日
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