浜崎あゆみ、1カ月にわたる“仕掛け”がついに解禁。ニューAL先行配信決定

ポスト

浜崎あゆみが8月15日にリリースする約2年2ヶ月ぶりのニューアルバム『TROUBLE』を、8月6日からAWAやApple Musicをはじめとする定額制音楽配信サービスで先行配信することが決定した。

この先行配信に至るまで、浜崎あゆみは定額制音楽配信サービスにおいて多くの仕掛けを施していた。まず、7月1日に彼女のヒット曲「July 1st」にちなみ、これまでの彼女の夏曲を集めた公式プレイリスト「浜崎あゆみと過ごす夏の曲」を公開した。

翌7月2日には突如プレイリスト内に1曲、謎の楽曲を追加。ジャケ写はほとんど真っ白、タイトルは「AX_WAT_516 SMZ-ATS_arr#2」というまるで記号のようなものであった。音源を聴いて見ると本人の歌声はなく、ピアノメロディーの楽曲だった。その音源も途中でぶつ切りで終わっていたこともあり、SNSでファンは「多分出ちゃいけない音源が出てるよ」「誤作動な予感」「バグか?」等の声や「新曲のヒントなのかもしれない」という声などがあふれていたが、この段階では公式からも浜崎あゆみ本人からも何のアナウンスもなかった。

そして1週間後の7月9日、謎の楽曲がアップデートされた。キーが1つ上がり、ぶつ切りで終わっていた部分がきちんとフル尺で聴けるようになっていたのだ。2週連続での更新、且つ、音源が進化していることから、ファンもこの配信が浜崎あゆみによる意図的なものであることを確信。

7月16日にはついに浜崎あゆみ本人の声が入る。ただしコーラス部分のみの解禁で、メイン部分はまだお預け。この段階になると、この曲が完成系まで毎週アップデートされていくことがファンの中でも確信に変わっていく。続く7月22日、全国のタワーレコードにて浜崎あゆみの代表的なロゴであるAマークと共に歌詞の一部とも思われるポスターが一斉に掲示された。調べるとこのポスターは全部で7種類あり、全国のタワーレコードにランダム配布され、組み合わせると歌詞が完成するとのこと。

7月29日に更新された音源を再生すると、毎度流れてくるはずのイントロが流れず、突然男性の声による朗読が始まる。そのまま聴いていくと、先日のタワーレコードのポスターに書いてあった歌詞の一部が所々にあったものの、こちらに関しても公式や本人からのアナウンスはなし。7月30日になってようやく歌入り音源(ワンコーラス)が公開された。

そして今回の8月6日にアルバム『TROUBLE』が定額制音楽配信サービスで全曲先行配信されるというニュース。遡れば約1カ月前から新たな楽曲解禁の方法を提示してくれていたのだ。過去にもAWAでのアルバム音源先行配信などを導入し、音楽業界の中心となっていくであろう定額制音楽配信サービスといち早く取り組んできた彼女。今後もどのようなサプライズでファンを驚かせ、楽しませてくれるのだろうか。

◆浜崎あゆみ オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報