ナノ、初のアメリカ凱旋公演に2,800人熱狂

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ナノが5月26日(現地時間)、自身の生誕の地でもあるアメリカで初となるライブを行なった。

◆5月26日サンノゼ公演 画像

今回の凱旋公演は、カリフォルニア州サンノゼで開催されたアニメコンベンション・イベント<FanimeCon>のスペシャルステージとして実現したものだ。1936年にオープンし、フランク・シナトラ、ボブ・ディラン、ザ・ローリング・ストーンズらも公演を行なってきたCity National Civicにて、2,800名のオーディエンスを前に熱いステージを繰り広げた。以下、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

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オープニングを飾るのは初期の人気曲「magenta」、続けて「No Pain, No Game」とアメリカでも人気の楽曲を披露し、ライブ開始早々オーディエンスのボルテージはマックスに。3曲目に披露された『The Crossing』からの「Nameless Nemesis」もアルバム収録曲にもかかわらず盛り上がりを見せ、ナノのアメリカでの認知度の高さをうかがわせた。

最初のMCで、この日がアメリカで初めてのライブであることが告げられると、オーディエンスはナノの声がかき消されるほどの大声援で応える。続いて披露した「Scarlet Story」「Now or Never」の2曲に続き、「夢を諦めないで進めばきっと叶う」と語りかけて届けた「DREAMCATCHER」も、オーディエンスの心に深く刻みこまれたに違いない。


アコースティックコーナーでは、ナノ最初期の楽曲でアメリカでも人気が高い「ヒステリ」に会場は大合唱。続けて披露された「Pentagram」では、会場中のオーディエンスがその歌声に聴き入った。

後半戦では「MY LIBERATION」や「Nevereverland」、アメリカでも人気のTVアニメ『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』のオープニングテーマ「SAVIOR OF SONG」、初期の楽曲で人気の高い「Pallete」、そしてナノの代名詞とも言える「Rock on.」を畳み掛け、本編最後は「Gloria」へ。新曲をいち早く聴けるとあって、オーディエンスも最後の力を振り絞り声援を送った。

会場を揺らさんばかりの歓声に応えてのアンコールでは、最新アルバムの表題曲でもある「The Crossing」を披露。続いてはオーディエンスのリクエストに応えて、この日のオープニングで披露した「magenta」をアカペラで再び歌い始める。会場が大合唱に包まれる中、ラストに披露されたのは全世界からのメッセージを集めたミュージックビデオも話題となった「Freedom Is Yours」。“歌に国境はない”ことを体感させる全身全霊のパフォーマンスで90分のステージを駆け抜け、初のアメリカ凱旋ライブは終了した。

■セットリスト

2018年5月26日(土) カリフォルニア州サンノゼ City National Civic
01.magenta
02.No Pain, No Game
03.Nameless Nemesis
04.Scarlet Story
05.Now or Never
06.DREAMCATCHER

[ACOUSTIC]
07.ヒステリ
08.Pentagram

09.MY LIBERATION
10.Nevereverland
11.SAVIOR OF SONG
12.Palette
13.Rock on.
14.Gloria

En1.The Crossing
En2.Freedom Is Yours

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