ビッケブランカ、新曲がコミックス・ウェーブ・フィルム最新作『詩季織々』の主題歌に

ビッケブランカが数々の新海誠監督作品を手がけてきた制作会社コミックス・ウェーブ・フィルム制作のアニメーション『詩季織々』の主題歌を担当することが明らかになった。

◆予告ムービー

8月4日（土）テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開される『詩季織々』は、中国を舞台にした3本の短編からなる青春アンソロジー。北京で働く青年の思い出を故郷の名物・三鮮米粉（ビーフン）に重ねて描く「陽だまりの朝食」では実写作品出身のイシャオシン（易小星）が監督を務め、坂泰斗が主人公・シャオミンに声を当てた。

広州で助け合いながら暮らす姉妹の姿を追う「小さなファッションショー」はCGチーフとして新海作品を支えてきた竹内良貴が監督で、姉・イリン役で寿美菜子、妹・ルル役で白石晴香、モデルであるイリンのマネージャー・スティーブ役で安元洋貴が出演する。

そして上海を舞台に幼なじみの男女の初恋のすれ違いを描いた「上海恋」はアニメーションブランドHaolinersの代表でもあるリ・ハオリン（李豪凌）が監督を務め、主人公・リモに大塚剛央、リモの初恋相手・シャオユに長谷川育美が息を吹き込んだ。

ビッケブランカはこのアニメーションの主題歌として「WALK」を書き下ろした。アニメの美しい風景描写や人間模様の情緒に色を添えるような楽曲に仕上がっており、『詩季織々』の予告ムービーでは「WALK」の一部をいち早く聴くことができる。

起用にあたってビッケブランカは「『君の名は。』 を制作したコミックス・ウェーブ・フィルムの最新作ということで、制作の方々の熱意を強く感じ、より一層気合が入りました。映像を通して音楽を作りあげるまで、世界観を構築していくことは容易かったし、3つのストーリーが共通して伝えたいことを僕はただ音に変えただけです。まさにこの作品自身がペンをとって書いた歌、と言えます。携われて光栄でした。」とコメントしている。

なお、ビッケブランカは6月1日（金）北海道・札幌cube gardenを皮切りに6月29日（金）東京・SHIBUYA TSUTAYA O-EASTまで全6都市を回るワンマンツアー＜ビッケブランカ ULALA TOUR 2018＞を開催する。現在、愛知と大阪の2公演は既にソールドアウトしているが、他公演のチケットは一般発売中だ。