ポール・マッカートニー、リンダの写真63作品をV&A博物館へ寄贈

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ポール・マッカートニーが、1998年に亡くなった奥さん、ミュージシャンでありフォトグラファーだったリンダ・マッカートニーが撮影した写真63点を英国ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート博物館へ寄贈した。

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コレクションには、1967年にアメリカで女性フォトグラファー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた彼女の60~90年代の作品――ザ・ビートルズはもちろん、ザ・ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックスのポートレイト、マッカートニー一家の家族写真などが含まれており、中には初めて一般公開されるものもあるという。

博物館のキュレーターは「リンダ・マッカートニーはポップ・カルチャーの才能豊かな目撃者であり、アーティスティック・フォトグラフィーに対し様々な創作的アプローチを探究していました。また、彼女のカメラは家族の温かな時間も捉えています。この寛大な贈り物に、サー・ポール・マッカートニーと彼の家族へ深く感謝します」と、コメントしている。

写真は10月12日に同博物館内にオープンするフォトグラフィー・センターで展示される。

リンダは1967年、撮影のため、ジョージィ・フェイムがパフォーマンスするロンドンのクラブを訪れた際、ポールと出会い、2人は1969年に結婚。ポールは先月、リンダの命日だった17日、「今日、愛とともにリンダを偲ぶ。美しい思い出の数々」と、彼女の写真をインスタグラムに投稿していた。



Ako Suzuki
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