活況を迎える南ロンドンのジャズシーン注目人物、デビューALトレーラー公開
4月27日にリリースされるジョー・アーモン・ジョーンズのデビュー・アルバム『Starting Today』のトレーラー映像が公開された。
◆アルバム『Starting Today』トレーラー
キング・クルールやトム・ミッシュなどの若い才能が続々登場し、エレクトロニック・ミュージックの世界からロック〜パンクに至るさまざまな分野で活況を迎えているサウス・ロンドン。ここから生まれた新たなジャズ・ヒーローがジョー・アーモン・ジョーンズである。
ロバート・グラスパーの登場以降、アメリカではケンドリック・ラマーやフライング・ロータスが自身の作品に積極的にジャズを取り入れ、カマシ・ワシントンやサンダーキャットといったニュー・ヒーローが生まれる一方、シャバカ・ハッチングス、モーゼス・ボイド、ヌビア・ガルシア、ユセフ・カマールなどの台頭で湧いているロンドンにおいて、シーンの最重要キーボード奏者として名を上げ、コンポーザー兼プロデューサーとしても活躍するなど、今新たな主役として一躍注目を集めている。また彼は、アフリカンやカリビアン系黒人の多い南ロンドン・ジャズ・シーンにおいては異色とも言える白人ミュージシャンだ。しかし、黒人さながらのグルーヴとフィーリングを有し、アフロ・ジャズ・ファンク・バンドのエズラ・コレクティヴの一員として活躍する。
本作には、女性版カマシ・ワシントンとも言うべきサックス奏者ヌビア・ガルシア、ギル・スコット=ヘロンの再来と謳われるギタリスト兼シンガー・ソングライターのオスカー・ジェローム、盟友マックスウェル・オーウィン、エズラ・コレクティヴのトランペット奏者のディラン・ジョーンズに加え、ザラ・マクファーレンのプロデューサーとしても活躍する天才ドラマーのモーゼス・ボイド、オスカーと共にアフロビート・バンドのココロコで演奏するベーシストのムタレ・チャシらも参加するなど、まさに現在のロンドン・ジャズ・シーン活況の立役者たちが集結している。
▲アルバム『Starting Today』
また国内盤CDには、ボーナストラックとして、ジャイルス・ピーターソンが手がけたコンピレーション『We Out Here』に提供された「Go See」を追加収録し、歌詞対訳と解説書が封入される。
■JOE ARMON-JONES『Starting Today』
2018/04/27 FRI ON SALE
BRC-572 (国内盤CD) ¥2,200+tax
ボーナストラック追加収録
TRACKLISTING
01. Starting Today ft. Ras Asheber
02. Almost Went Too Far
03. Mollison Dub
04. London's Face ft. Oscar Jerome
05. Ragify ft. Big Sharer
06. Outro (Fornow)
[Bonus Track for Japan (BRC-572)]
07. Go See