あの名曲のドラムサウンドを再現できる音色も収録、島村楽器×Rolandコラボ電子ドラム第2弾が「2タム1フロア」で登場

「前前前世」や「紅」をはじめドラマーなら一度は憧れる名曲のドラムサウンドをカンタンに鳴らせる電子ドラムが登場。島村楽器とローランドのコラボレーションによる電子ドラム第2弾「TD-50SC-S」が、4月28日に発売される。

TD-50シリーズは、ローランドの電子ドラムの中でも最高峰のサウンドと演奏性能を誇るフラッグシップモデルで、本物のドラムセットに近い演奏感と表現力が魅力だ。島村楽器はローランドとのコラボ第1弾として、コンパクトさにこだわった「TD-25SC-S」を2015年8月に発売しているが、第2弾となる新製品「TD-50SC-S」は、TD-50シリーズのスペックと、コラボモデル第1弾のコンパクトさを踏襲し、さらに島村楽器オリジナルのコンテンツを付加したモデルだ。

第一の特徴はセッティング時のコンパクトさ。アコースティックドラムはタムやシンバルをそれぞれ専用のスタンドに取り付けた上でセッティングするのに対して、電子ドラムは同一のスタンドにタムやシンバルを連結するのが一般的。スタンドやタム、シンバル自体をコンパクトにすれば電子ドラムの専有スペースは小さくできるが、そのぶん叩きにくくなってしまう。しかし、「TD-50SC-S」は“省スペース化”と“叩きやすさ”を両立した絶妙なバランスで開発、全体をコンパクトにしながらもスムーズな演奏性と設置時の安定性を実現した。

第二の特徴は豊富なオリジナルコンテンツ。その一つである「バンドドラム音色コレクション」は、ドラマーなら一度は憧れる名曲のドラムサウンドを鳴らせる機能だ。ポップス、ロック、ヘヴィメタル、モダンジャズ、フュージョンなどさまざまなジャンルから全18楽曲をセレクト。たとえば、映画『君の名は。』でおなじみのRADWIMPSの「前前前世」、X（現X JAPAN）の「紅」などのドラムサウンドを忠実に再現した合成音を収録している。

さらにJUDY AND MARYのドラマーとして名を馳せた五十嵐公太公認のドラム音色3楽曲分を、スペシャル音色として搭載。ローランド既存のTD-50シリーズ・モデリング機能を駆使することで、奏法の細かなニュアンスまで再現している。

このほか練習曲用ソングデータ、バッキングパターンデータを各15キット収録。これをレコーディング機能と合わせて使えば、”叩く→聴く→叩く”と自宅での反復練習に活用することができる。

最後の特徴は、「2タム1フロア」を基本セッティングにしたこと。近年のドラムセッティングには「1タム2フロア」というトレンドがあり、ローランドのTD-50シリーズのセッティングも「1タム2フロア」仕様となっている。しかしながら、全国160店以上を展開する島村楽器には、オーソドックスなセッティングの「2タム1フロア」で演奏したいという利用者の意見も数多く寄せられているという。そのうえ、スタジオやライブハウス、ドラム教室などで最も多く採用されているセッティングが「2タム1フロア」であることからも、「TD-50SC-S」は「2タム1フロア」を採用した。また、シンバルやタムなどは最大4個まで増設可能となっている。

より本格的な電子ドラムの演奏を自宅で楽しみたい人、島村楽器オリジナルコンテンツを活用してさらなる上達を目指したい人は、最寄りの島村楽器でチェックを。