【インタビュー】DOBERMAN INFINITY、「限界のライン」を超えるアルバム

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■初心に帰れたなという気持ちがある

――初回生産限定盤DVD には、今作のコンセプトを映像化した『OFF ROAD THE MOVIE』が付属。品川ヒロシ監督が脚本と演出を手がけ、主演をSWAYさんが務めるだけでなく、みなさんも演技に初挑戦したそうですね。

GS:僕たちのガヤ感がヤバイ!

KAZUKI:個性派俳優4人が華を添えましたね(笑)。

KUBO-C:オファー殺到するんちゃうか!?

GS:本当に可能性感じましたね、自分たちの(笑)。

SWAY:ただ、KAZUKIに関してはひと言もしゃべってないという。

KAZUKI:それなのに、うさん臭さはにじみ出てましたね。


――品川ヒロシ監督が描いた世界観は、アルバムのコンセプトでもある自分らしさをテーマに、バスケットボール、友情、家族を軸にひとりの人間の成長を描いた内容でした。主人公が過去の自分と向き合い乗り越えていく、感動的な短編映画に仕上がっています。

SWAY:品川さんとやらせていただくのは2回目で、前回は「to YOU」でラヴストーリーを撮っていただきました。今回は「OFF ROAD」ということで、友情をテーマに脚本から監督まで品川さんにお願いしました。僕が演じる和也の両親がキム兄こと木村祐一さんと小川菜摘さん。品川さんがいないと実現しないキャスティングですよね。

――品川さんとはどのようなやりとりがあったのでしょうか?

SWAY:品川さんは撮影中も僕たちの意見を聞いてくださって、「じゃあこうしよう」という柔軟さが凄くある方なんです。さっき話題に挙がったメンバー4人のガヤのシーンも、監督が「面白いからもうちょっとやろうよ」と言ってくださって現場でカットが増えていったんです。個人的に印象に残っているのは、木村祐一さんと小川菜摘さんとの家族のシーン。カット割りすることなく、ひと回しで撮ったシーンだったので、役者として震えました。

GS:感覚的にはDOBERMAN INFINITYのMVではなくて、野替愁平の13曲目のアルバム曲という感じですね。僕たちが掲げたアルバムのテーマを、見事な映像と物語で表現してくださいました。僕たちの言葉では表現しきれなかった部分を、この映像作品で表現してもらえた気がしています。

KUBO-C:観ていて泣きそうになったポイントが何ヶ所かありました。

GS:今回は絶対に初回限定盤を買ってもらった方がいいと思います!

――ここまで収録内容を駆け足で振り返っていただきましたが、改めてどんなアルバムになったと感じていますか?

SWAY:タイトルの『OFF ROAD』に込めた想いに沿って、制作を通して自分たちを振り返るきっかけになった作品でした。僕の中では、『THE LINE』のメイン曲だった「XROSS THE LINE」で言っていた「限界のライン」を超えるアルバムになったと思います。そういう意味でも、初心に帰れたなという気持ちがあります。


――また、5月26日からは16ヶ所16公演と前回以上にパワーアップした全国ツアー<DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2018 DOGG YEAR ~PARTY ON THE OFF ROAD~>が決定しています。さらに今年は「DOGG YEAR」と銘打って活動していくそうですが、どのようなことを考えているのでしょうか?

SWAY:常に心に抱いているのは、昨日を超えること。だから全国ツアーも必ず昨年を超えます。

GS:今年は「DOGG YEAR」と掲げ、まだまだ挑戦者として今年を盛り上げていこう、そして今年は俺らの年にしようという想いがあります。ワンの日ということで、毎月1日に何かを発表するという企画を元日からスタートしていまして、1月1日は全国ホール・ツアー開催決定、2月1日はアルバム発売決定、3月1日は『ドーベル!! ドービー!! 戌の散歩 ON THE OFF ROAD!!』というちょっと肩の力を抜いた企画を発表しました。

SWAY:あと、昨年までメキシコを旅していたドービーくんが今年は日本に帰ってくるという情報も入っています。

GS:結成5周年となる来年に向けて、派手に盛り上げる1年にしていきます。

――最後に、最新アルバムを楽しみに待ってくれていたファンのみなさんにメッセージをお願いします。

SWAY:1年半お待たせしました! その間も突っ走ってきたDOBERMAN INFINITYの今、そしてベストを叩き出せた1枚だと思っています。この『OFF ROAD』を聴けば、今年の全国ツアーや「DOGG YEAR」の企画を存分に楽しめるはずです。僕たちはファンのみなさんと良くも悪くもぶつかり合って成長できたらと思っているので、引き続き応援よろしくお願いします。

GS:今年は「DOGG YEAR」という大きなテーマがあるので、全国ツアーとアルバムを含め年間12個の企画を発表していきます。この先も楽しいことや喜んでいただける企画を続々と発表していくので、休むことなくDOBERMAN INFINITYに注目してもらえる忙しい1年になると思います。ぜひファンのみなさんも体力をつけていただいて、最後までDOBERMAN INFINITYについてきてください。

取材・文◎馬渕信彦

3rd Album『OFF ROAD』

2018年4月18日(水)release

【初回生産限定盤】
¥4,200+tax XNLD-10014/B
CD+DVD(スペシャル三方背パッケージ)

【通常盤(CD)】
¥2,980+tax XNLD-10015

■CD収録内容
1. OFF ROAD
2. DO PARTY(5th SG)
3. Lookin' for(マリアナ政府観光局「3連休はマリアナ。」イメージソング)
4. MON5TERS
5. THE NAME(北海道日本ハムファイターズ西川遥輝選手登場曲)
6. Shatter / DOBERMAN INFINITY×AK-69
7. untitled feat. EXILE SHOKICHI&CRAZYBOY
8. Butterfly Effect feat.Harumi Kusagaya
9. Baby
10. あの日のキミと今の僕に (6th SG)
11. #PLAY(2nd mini ALリード曲)
12. 春風(フジテレビ系ドラマ「KISSしたい睫毛」挿入歌)

■DVD収録内容
・「OFF ROAD THE MOVIE」(約25分)
・MV集(「OFF ROAD」,「DO PARTY」,「あの日のキミと今の僕に」,「#PLAY」,「Shatter / DOBERMAN INFINITY×AK-69」全5曲)

◆DOBERMAN INFINITY オフィシャルサイト
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