ジーン・シモンズ、ボブ・ディランへの共作依頼を語る

ポスト

キッスのジーン・シモンズが、90年代初め、ボブ・ディランに共作を依頼したときのことについて語った。2人の作品「Waiting For The Morning Light」は、シモンズが2004年にリリースした2枚目のソロ・アルバム『Asshole』に収録された。

◆ジーン・シモンズ画像

The Pulse Of Radioのインタビューで、ディランに共作を頼むとはすごい勇気だと言われたシモンズは、当時のことをこう振り返った。「誰だって宝くじを買う。当たる確率? 低いよな。だから、なんだ。(買えば)当たるチャンスもある。俺はそういうタイプだ。だから、彼のマネージャーに電話して、“ボブと話したい”って言ったんだ。“何について話すのか?”って訊かれたから、“俺は…、俺はボブと曲を作りたい”って答えたんだ(笑)」

「そしたら突然、2日もせずにだ。俺の家に車が現れ、アコースティック・ギター手にしたボブが降りてきた。ドライバーに“夜に会おう”とか言ってたよ。で、俺ら、ギターをかき鳴らし始めたわけだ」

シモンズが、50年におよぶキャリアを総括し、最近リリースしたスペシャル・ボックス・セット『ジーン・シモンズ:ザ・ヴォールト・エクスペリエンス(GENE SIMMONS: THE VAULT EXPERIENCE』には、その「ボブ・ディラン&ジーン・シモンズ・ライティング・セッション」(15分48秒)が収録されている。



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報